ある日のメリークリスマス日記 1 番外編

本日1話目です。

☆。.:*・゜☆。.:*・゜


〖メリークリスマ~ス♪〗


『『『メリークリスマ~ス♪』』』

「めりーくりしゅま~しゅ♪」


色々ありましたが、パーティー開始です!

ご馳走も沢山です!

完敗です!サーヤたちはジュースだよ!


それにしても、他の世界の他の宗教のお祭りなのに、主神様が音頭とってていいのでしょうか?


〖いいんだよ~サーヤたちが楽しいのが一番だからね~〗


イリュ様ありがとうございます。



「あ~ぐ♪もっきゅもっきゅ」

『おいしいね~♪』

「にぇ~♪」

骨付きの鶏肉さんです!念願の本物のお醤油の照り焼きです!

ぴゅいきゅい『『さーやのアルミホイリュ』』

『大活躍だね!』

『持ちやすいよ!』

「あい!」

そうなのです!みんなが持ちやすいように、アルミホイルが巻かれてます!


『サーヤサーヤ』

『おにくまだあるよ』

『あれもおいしそう!』


あ、あれは!

「りょーしゅちょびーふ!」


『ローストビーフって言いたいだか?』

『おいしそうなんだな!』

『たべたいんだな!』

「おいちいよ♪とりょけりゅにょ」

おばあちゃんのレシピで、おいちゃんが作ったから完璧です!

『『『楽しみだ~』』』

だよね!

みゃ『それにゃら、はやくいくにゃ!』

『なくなりそうなのだ!はやくはやくなのだ!』


え?

「ふわあ!ちゃいへん!」

大人たちがすごい勢いで奪い合ってます!


キンッ

〖私のよ!〗

〖いいえ、私が先です〗

ジーニ様とバートさんがフォークで火花を散らしてます!

〖ちょ、ちょっと魔神ちゃん、落ち着いて!〗

〖お父様、ほっておきましょう〗

〖そうですよ。相手にしていたらキリがありませんよ〗

もうひとつのお皿から優雅に肉を取るシア様とエル様、優雅なんだけど、手の動きがおかしいです。ぶれて見えます。

〖ええぇ〗

イリュ様頑張って!食べ損ねちゃうよ!


『おにく~ぅ』

ぴゅいきゅい『『いそがなきゃ!』』

焦るちびっこたち!


『大丈夫だよ。ちゃんと別にしてあるから』

『はい。落ち着いて食べましょう』

『急いで食べるのはダメですよ』

おいちゃんと春陽くんと山桜桃ちゃんがさすがです!


「あ~い」

『良かった~』

ぴゅいきゅい『『たべられるぅ』』

わ~いってみんなで喜びます。


『サーヤ、ローストビーフと芋もいるか?』にやり

いも?そ、それは

「まっちゅぽてちょお!?」ぱああーっ

『おう!おばあちゃんのレシピのふわふわのやつだぞ!』

「うきゃ~っおばあちゃんにょっ!おいち!」きらきらじゅるり。

『あらあらまあまあ、喜んでくれるのは嬉しいけど、そのお顔はどうなのかしら?それもまだ食べてないのに⋯』ふきふき

だって、おいしいもん!



『うわぁ。サーヤのおめめキラキラだ~』

ぴゅいきゅい『『おいちゃんおいちゃん!』』

『サーヤと』

『おんなじで!』


みんなが私も僕もって言ってます。うんうん。ローストビーフのタレが染みたところがまたおいしいんだよ。じゅるり。


『わたしも!』

『おれも!』

もちろんフゥとクゥもです。

『まずはサーヤのまねが』

『正解だよな』

ぶれませんね。


『他のものも食べて下さいね』

『今日は手で食べられるものもたくさんありますからね』

「あ~い。もぐもぐ」


次はなに食べようかな~?

『サーヤの好きなフルーツサンドもあるわよ』

「おばあちゃん!」

サーヤの好きなのいっぱい作ってくれたんだね!


『ハクちゃんたちは、お肉が好きみたいだからね。カツサンドやハンバーグサンドもあるのよ』

さすがおばあちゃんです!

「じぇんぶ!」

ハンバーグも大好きです!

『あらあらまあまあ、そんなに食べたらデザート食べられなくなるわよ』

「うに~」

でも、食べたい~


『サーヤちゃん、わたちとはんぶんこちよう!』

「なずなちゃんっ」

『わたちもいろんなの食べたいだ!だめだか?』

「ううう!はんびゅんこ!うれちい!おばあちゃん!」

それならいい?いい?

『あらあらまあまあ。いいんじゃない?良かったわねぇ。うふふ』

「わ~い」

『わ~いなんだな!』

やったね!色んな味食べようね!


『なずなずるいだ~』

『つくしはおいらと半分こすればいいだよ』

『ありがとなんだな!』

仲良し兄弟です!


『あらあらまあまあ、それにしても飾り付け凄いわね~』

『そうだよな。もみの木の代わりにトレントに飾り付けしてるしな。歩くツリーってすげえよな?』

『しかも、ピカピカ光ってるしねぇ』


そうなのです。サーヤたちが集めてた綺麗な石をジーニ様がピカピカ光るイルミネーションに変えちゃったのです。

日本なら紐を使うガーランドも、魔法でぷかぷか浮いてます。リボンや布も、サーヤたちが折り紙で作ったサンタさんやジンジャーブレッドマンたちも浮いてます。


『あの折り紙、このためだったんだね~』

ぴゅいきゅい『『いっぱいつくったよね』』

「ね~」

何日か前に頼まれたんだけど、このためだったみたいです。


『折り紙おどってるね~』

『楽しそう~』

『たべおわったら』

『いっしょにおどろ~』

『おどろ~♪』

折り紙と一緒に踊るサンタ服の妖精さん?絶対かわいい!


『さあさあ、デザートもありますよ』

『フルーツポンチと、ミニケーキです。ジンジャーブレッドマンのクッキーもありますよ』

『小さいケーキを色んな種類作ったからな。色々選んで食べたらいいぞ。あっ、欲張ってとりすぎんなよ?』

「あ~い」

ザンネン。バレました。


『わははは』

『こりゃいけるな!』

『こんなの、思いつかないよな!』


「うに?」

ドワーフさん?

『あ~あれはな、酒が入ってんだよ。だからあっちのフルーツポンチは食うなよ。みんな分かったか?』

「あ~い」

子供はお酒ダメダメだもんね!



『ちょっとお前さんたち!程々にしときなよ!』

『あとで重大な任務があるだろ!』

『酔っぱらいはお断りだよ!』

おかみさんたち?なんだろ?重大任務?

『おう。そうだな』

『また作ればいいしな!』

『成功させてやるぜ』


なんだろね~?


☆。.:*・゜☆。.:*・゜

お読みいただきありがとうございますm(_ _)m

昨日、今日、一日三回更新します。

よろしくお願いしますm(*_ _)m

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