漢詩のすゝめ
lager
序文
いつもお世話になってます。
どうもlagerです。
先日、詩作の自主企画に参加させて頂きました。
普段詩作なんてすることはないのですが、企画趣旨を読んでなんとなく面白そうだな、と思いまして、まあ何事も経験だからと思い切って書いてみたわけです。
ただ、どうしても小説畑の人間なものですから、油断すると短々編みたいになっちゃんですよね。もしくはエッセイみたいな。
わたくし、どうにもひねくれものの性分がありまして、どうせ参加するなら他の人とは違うものを書きたいと思ってしまうんですよ。
ただ、他の参加者様はみなさん普段から詩作に慣れてらっしゃる方ばかりなので、じゃあ自分ができるオリジナリティで、尚且つちゃんとした『詩』を作るとしたら何が出来るだろう、と考えまして。
その答えが漢詩だったわけです。
そう、漢詩。
古来より日本では『歌』といえば和歌、『詩』といえば漢詩を指していたわけです。
ならば、詩作という企画において漢詩を作ることに何の問題もなく、むしろ直球ドストレートの解釈なわけですよ。
そして当然私の確認した範囲で、今回漢詩を投稿している方はいらっしゃいませんでした。
これで勝つる!
いやいや、流石にね。私ももう四年近くカクヨム使ってますけど、俳句や短歌は見たことあっても漢詩はお目にかかったことがありません。むしろ知ってる人や自分書いてます、って人がいたら教えてください。
私だって好きな漢詩の一つや二つは諳んじられますけど、自分で書いたことなんてありません。まずはハウツーを調べて、お題に沿ってどんな詩を書こうかな、と夢想して……。
とまれかくまれ、私、頑張りました。
漢詩一首、作りました。
丸二日かかりました。
形式としては七言絶句を採用しましたので、文字数二十八。
丸二日かかりました。
しかし!
絶対に!
この二十八文字を見ただけで私が味わった丸二日分の苦労が一分一厘も伝わるはずがない!
というわけで、創作指南に見せかけた私の七転八倒の記録をお届けします。
どうぞお付き合いください。付き合って!
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます