犬神と猫神の恋。
@Oruka7
出会い。
こんにちは、犬神 桜です。
私は動物学校に通っている、高2の神様系女子高生です。
今日は二学期の始業式。
こういう日って、転校生来ることあるけど、今年は誰か転校生が来るのかなあ。
ちょっとワクワクしてきちゃったなぁ。
さーてと、私もそろそろ始業式の準備しなきゃなぁ。
春「あっ!桜ちゃん!おはよー!」
この子は鶴井 春ちゃん。
普段はおとなしいけど、友達と話始めると、
ネタがつきないんだよね。
鈴「おはようなのだ!」
この子は入夏 鈴ちゃん。
私が学校につくとすんごい笑顔で話に来てくれるけど。
普段は謎行動しかしないんだよね。何て言うか……。
とにかく性格がわかりにくいんだよね。
春「今日始業式でしょ?転校生来るかな♪来るとしたらどんな子だと思う?」
私「んー。春ちゃんみたいな子かなあ?」
鈴「んー。私はおとなしい子が来ると思うのだ。」
私「でも元気な子もいてほしいよね。」
春「確かに。」
私「来るとしたらどこにくるんだろうね。」
春「ここに来てほしいよね。ここのクラス11人とか頭逝ってるくらいおかしいもん。(人数が。)」
確かに。
ここのクラスは頭がいってるほど人数が少ないんだよなあ。
モブ男「おい。お前ら時間見ろよ?そろそろ始業式始まるぞ?」
男子はそういうと時計を指差した。
春「ええ!?もう8時15分!?急がないと!」
鈴「ほんとだぁ!!💦」
私たちは急いで授業の準備をして、教室を出た。
*
ふぅ…………。
なんとか間に合った~。
間に合わなかったら―――
いや、悪い想像はやめておこう。
にしても、校長先生の話長げ~~~~~ッ!
疲れるわー。
この話を5分とか10分とか聞くのよ?
疲れるてー。
やっと終わったし。
ここまでに約11分。
首が死ぬわ。
そろそろ始業式終わるかな?
ああうんよかった。これで終わりだわ。
膝疲れた。
教室戻ってお茶のも。
ん?あの子……転校生かな?
まあいいや、今は気にしないでおこっと。
*
ゴクッゴクッ――――
ぷっはーーーっ!
やっぱり疲れた後のお茶は最強やわー。
次の授業は、数学か。
まあいいや!私数学得意だからね!
さーてとちゃちゃっと終わらせますか。
先生「転校生を紹介する。入ってきてくれ。」
転校生?ああ。あの子かな?
始業式にいた。
怜「猫神 怜です。よろしくお願いします……。」
ああやっぱり?
始業式時の子だったわ。
先生「怜くんは、じゃあ桜の隣の席でいいか。」
転校生と隣!?
知り合いじゃないからなれてないって!
怜「よろしく。」
私「ああうん。よろしく。」
…………。
あああ!!!暇!
隣が仲のいい子じゃないからなあ。
まあ、仲の悪い子よりはましかな?
さーてと、勉強に集中しよ。
*
はぁーっ!一時間目も二時間目も終わって暇だなぁ。
春ちゃん鈴ちゃんと外で鬼ごっこしようかな。
私「春ちゃん!鈴ちゃん!」
春「ん?なになに~?」
私「一緒に鬼ごっこしない?」
鈴「良いなあ!やるのだ!」
私たちは外に出て鬼ごっこを始めた。
私「最初誰鬼やる?」
春「じゃんけんで決めよ!」
鈴「そうだなぁ!」
「「「最初はグーじゃんけんぽん!」」」
春「鈴ちゃん鬼!10秒数えてからスタートしてね!」
鈴「オッケーなのだ!」
怜「……。」
*
ふぅ……楽しかった。
次の授業なんだろ。
理科?あんまり得意じゃないんだよなあ。
まあいいや。
だってきょうは、あんまり苦手じゃない単元をやるからねー。
さーてと!準備していきますか。
*
三時間目四時間目が終わったら~っ!
お楽しみのお弁当タイム!
きょうは自分で作った弁当を持ってきたんだよねー♪
どんな味がすんのかなぁ♪
春「桜ちゃん!一緒に食べようよー。」
私「いいよー。」
毎日友達と食べるのが楽しみなんだよねー♪
さーてと!食べよっか。
鈴「桜ちゃんはどんなお弁当を作ってきたのだ?」
私「きょうは、ミニトマトに、唐揚げに、ポテトサラダにお米、くらいかな。」
春「以外とはいってるんだね。」
私「普段はこんなに食べないんだけどね?きょうはおなかがすいてて……。」
鈴「なるほど~。」
春「そんなことより早く食べようよー。」
鈴「そうだなぁ!」
「「「いただきまーす。」」」
*
はぁーっ!お腹一杯!
昼休みなにしよっかな……。
なんか廊下が騒がしいなぁ……。
モブ男「おら!お前なんかいってみろよ!」
怜「…………。」
私「……。」
モブ男「無視してんじゃねぇ!」
私「ちょっとなにやってんの?」
モブ男「あ?うるせぇ」
私「誰に向かって口聞いてんのかなぁ!?」(モブ男を思いっきり蹴飛ばす)
怜「……!」
私「はぁーっ!もう!ほんと三組って懲りないなぁ……。大丈夫?けがない?」
怜「……。」(うなずく。)
私「よかった。気を付けてね?三組ってあんなやつの集団だから。じゃ!また後で!」
怜「……。」
*
ふぅ。そうじつかれたーっ!
ん?なんか机にある。
なんだろ……。これ。
差出人が書いてないけど。
まあいいや。
受け取っておこ。
…………そういや今日って先生の話し合いがあるから早く帰る日だっけ?
やばっ!帰る用意しないと!
(肩を誰かにつつかれる。)
私「ん?あぁ、怜くん。どうしたの?」
怜「後で、体育館の裏に来てくれない?」
私「あぁうん。いいけど……。」
*
怜くんどうしたんだろう。
急に体育館裏に呼び出して……。
私「お待たせ~。」
怜「……!桜……。」
唐突な呼び捨て!
まあ気にしてないけど。
私「どうしたの?」
怜「僕……桜のこと好き。」
私「え?」
えぇぇぇぇぇぇぇええええ!!!!!!!!!?????????
*
ええ!?突然の告白?
怜「今日1回桜の家行っていい?」
私「え?いいけど。」
怜「ありがとう。帰り道一緒だから一緒に帰らない?」
私「いいよ?」
怜「じゃあこのまま桜の家行こっか。」
私「うっ……うん。///」
後書き。
最後まで見てくれてありがとうございます!!
多分、このあと怜くんヤバイことになると思う!
次回楽しみにしててねー!!
今回どうでしたか?
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では、またお会いしましょう!(>ω<。)
バイバーイッ!!!( ^-^)ノ∠※。.:*:・'°☆
次回「怜くんの正体。」
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