第1話 最強誕生!?


キーンコーンカーンコーン

チャイムがなった。授業が終わりみなで帰る時。


柚葉「詩音、デートしよ!」


詩音「はい?今から?急だね」


柚葉「だって、不安なんだもん」


詩音「何が?」


柚葉「今日…」


詩音「ん?」


柚葉「今日、詩音、女の子に告られたでしょ…」


詩音「見てたの?でも断ったよ、俺は柚葉が好きだし」


柚葉「なら行動で教えてよね、詩音」


詩音「もしかして、嫉妬してんの?」


柚葉「あ、当たり前じゃん!私は詩音のこと大好きだし…///」


詩音「可愛いなお前、しゃあねぇなデートして帰るかな」


柚葉「やった!」


……………………………………………………


ビルの屋上…


?「あれが黒宮とか言うやつか?」


?2「あぁ、やつを殺せ、弐拾陸」


弐拾陸「ハイハイ分かりましたよ、零様〜」


零「……」



……………………………………………………


デパート


詩音「あ、これ似合うんじゃない?柚葉」


柚葉「きてみるね、少し待ってて」


その時、でかい音がなった。


ドゴォン、パリン


床は穴が空き、壁にも穴が空いた。



詩音「な、なんだよ一体」


弐拾陸「お前が黒宮?」


詩音「だとしたら?」


弐拾陸「お前を殺すだけだけど?」


詩音「なんで俺を狙う?」


弐拾陸「お前この前さ、見たよね?俺らヒーローがやったこと」


詩音「あぁ、だが誰にも言わねぇし言ってねぇ」


そう、俺は1週間、ヒーローが、とある事件を金で隠蔽してるとこ見てしまっただが、俺には興味はなかった、だからこそ言うつもりもなかったのだ。だが、これは多分見られて焦ったあのクソヒーローもどきが俺をヴィラン認定して殺すつもりなんだろう。


あーそうそう言い忘れてた、この世はみな能力をそれぞれ持っている、そして正義はヒーロー、悪はヴィランということになっている。


詩音「俺をヴィラン扱いするのか?」


弐拾陸「は?ヒーロー様が悪と言ったら悪なんだよぉ、だから、ヴィラン扱いじゃねぇヴィランなんだよぉガハハ」


クソだな、そう思った時だった。


柚葉「詩音は悪じゃないもん!、悪はあなただもん!」


最悪だ、逃げ遅れたのか?


弐拾陸「なんだぁてめぇ?ならお前も悪なあくはしねぇ」


その瞬間、柚葉が切られた。


嘘だろ?最悪だ。ぶっ殺してやる…


詩音「柚葉!?」


そして俺は急いで、柚葉を抱え治癒した。


そして俺そっと寝かした。


詩音「…おい、俺はヒーローがやった事に興味はねぇ…だがな…俺の女に手を出すやつは敵でも味方でも殺すだけだ…」


詩音「銅創成魔法 銅刀カッパーソード


シャキン、俺は銅で、刀を作り出した、そして、


詩音「黒魔法 黒刀ブラックソード


黒魔法で刀を作り出した。


詩音「もう全て消してしまおうか…」


詩音「俺は、悪にでもなんにでもなってやる、その代わり俺はてめぇを消してやる」


詩音「来いよ、殺してやるからさぁ」


弐拾陸「なんだよこの重い空気は…」


弐拾陸は、やばい空気を焦っていた、やべぇ、やべぇ。


弐拾陸「ヴィランが俺様に勝てるわけねぇだろぉ」


弐拾陸「来い


詩音「ヤミルギか、いい、黒刀持ってんじゃん、いいなぁそれ名前付きでさ」


弐拾陸「お前殺してその女も犯してからぶっ殺してやる」


詩音「なら死ね」


スパンッッ

その瞬間、弐拾陸の体は真っ二つだった。


弐拾陸「ギュピ、な、何が、何が起きて…」


ドス、弐拾陸は倒れた。


詩音「ヤミルギは俺が貰う。」


詩音「契約だヤミルギ」


シュイン、

ヤミルギという刀は詩音の体に入って消えた。




詩音「これで俺も悪役か、すまん、柚葉もうお前とは入れねぇ」


柚葉「私も一緒に悪になるよ」


詩音「ごめんな」


柚葉「いいよ、全部あっちが悪いもん」





……………………………………………………



零「なんだあれは、報告とは違ぇぞ、魔力なしのはずだろなんでが見えるだけで2つ以上は入ってるんだよ」


百「なぁ、零、帰ろうぜ俺らNo.12人がやれば勝てるだろうけど、この戦いヒーローが悪いだろ俺らも抜けようぜこのくそヒーローから」


零「それは俺も考えていただが、もう少し探ろうか、百」


百「了解」



……………………………………………………


廃工場…


詩音「大丈夫か、柚葉?」


柚葉「うんもう大丈夫だよ、ありがと詩音」




……………………………………………………


その頃学校……


先生「昨日から、黒宮詩音、白宮柚葉が、指名手配されたのは知ってるな、見つけ次第警察、学校に連絡するように」


そして授業が終わり、残った3人の男子生徒。


星斗「先生言ってたのほんとだと思うか?」


雪斗「思わねぇ」


月斗「うん思わねぇ」


星斗「俺だけでも探そうぜ」


いいけど、あたし達も行くからね


星斗「なんで、紫奈達がいるんだよ」


紫奈「そりゃ私が星斗の彼女で、緋奈が月斗の彼女で、蒼奈が雪斗の彼女だからだよ」


男子3人「だからだよじゃねぇ」


……………………………………………………


1時間後…


星斗「よしいいな、俺と紫奈、月斗と緋奈、雪斗と蒼奈の3つに別れて行動、それで決定でいいな?」


女子3人「うん!」


男子2人「あぁ!」



……………………………………………………


廃工場…


詩音「どうする、柚葉これからさ」


柚葉「そうだなぁー結婚しよ、詩音」


詩音「真面目に考えろよ、結婚はしたいからいつかしてやる」


柚葉「ほ、ほんと?やった!」


詩音「死んででもお前を守るからな、柚葉」


柚葉「詩音、それはダメ」


詩音「どして」


柚葉「死んででもはいやだしダメ」


詩音「柚葉…」


詩音「わかったよ柚葉」


柚葉「ありがと!詩音!」






…続く…

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