20211108


毎日色々な事があって、最近色々な人と話すようになってから、それは人と話すという事なんだけど、そういう事を始めた。始めたら何をすべきかなんてのは人次第なんだけど、全てに共通して思う事は、俺は人の話を聞いてこなかったなという事だった。


過去の事は取返しなんてつかない。自分は発達障害なんですが、それを傘に着てすべてから逃れる事なんてできないんだけど、それを理由に片づけてきた事が沢山あったなと今更認めて、そこから、人と付き合う事の意味を忘れていた事に気が付いてしまった。


言って仕舞えば人の気持ちを考える事、人との出会いは一期一会で、もうその人と物理的に二度と出会う事なんてできない事。誰かが苦しんでいる時に、その人の傍に入れない事。誰かが自分の事を考えてくれいたのに、それに気が付かずに自分の事しか考えられなかったこと。そういった事を最近よく思う。ただ、俺は生きていて、それしかできない。生きる事しかできないし、こうして書く事しかできないのだから、書くしかない。そういった事に本当に気が付いてしまったのなら、書くしかないと本気で思うようになった。


漠然とした事しかここにかけなくて、ここに公開する意味みたいな物を昔というか

一か月くらいまで考えていたんですけど、そういった事を考える前に書く事。ここに残すこと、物を書くという行為が俺の中で完結しない行為であって、誰かに出合って教えてもらった気づきを記録して公開して、誰かとの出会いを見逃さずに、向き合って書く事しかできないんだから、聞く事しかできないんだからやって行こうと思った。


文章を書いているという意識を取り払って、誰かの声を、それは俺の声を刻み込む所から始めるという事を最近強く思う。ぱっとしない文章になってしまってしょうもないんですが、Twitterや小説じゃ書ききれない。ブログにもなり切れない。何物にもなれない事を書いている。それでいいと思っている。じゃなきゃ俺には文章を書く意味なんてどこにもない。意味というか、言葉に身を任せて声を出すように書く。誰かの声を聴くように書く。それをここに残すことだけを考えて、今書いているって話。難しいけど、遣り甲斐はあるよね。

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