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  • 第一章〜第四章への応援コメント

    うーん……これまた独創的な世界観だ。
    凡才の私如きがどう批評したものか……。

    強いて言うなれば、文章が淡々とし過ぎていることに違和感を覚えました。
    確かに、確かに淡々とした語り口は怪しさや、どこか異質さを演出するのにはもってこいなのですが、続けすぎると、淡白で味わいのない文章に陥ってしまいます。
    ホラー的要素がふんだんに盛り込まれていたならば、その淡々さが、変わらずともどんどん勢いを増すのですが、ことこの作品においては、勢いは変わりません。
    ずっと同じテンポで進むのです。これでは読者が惹きつけられるタイミングを見失ってしまいます。

    昨今、人気度の高いSF・ファンタジーなどは、“戦闘”という分かりやすい“動”に力を入れればそれだけで、勢いを作れますが、この作品などの分類はどうも平坦な進行になってしまいがちです。

    暗さ、異質さ、緊張感、それらのマイナスイメージだけで、読者の緊張をギリギリと削りたいのであれば、もっとおどろおどろしく、まさにホラーのように描くべきではないでしょうか。

    または“死”の美しさなど、そういった非現実感を大事にして、そこで勢いを作る作者様もいらっしゃいます。
    どういった展開を作っていくのかは、私が口出しすべきことではないので、申しませんが、どこか読者を引き込む落とし穴を作るべきだというのは、提案させていただきます。

    ご一考ください。

    総評【たぶん作者様の頭の中では作品が完成していると思われるが、それを言葉、文で表すという行為が、少しつまづいている。何か良いアクセントが加われば、作品としての出来は上昇するだろう】

    これからも頑張ってください。

    作者からの返信

    返答が遅れてしまい申し訳ありません。読んでいただきありがとうございます。
    ご指摘いただいた内容を真摯に受け止め、次回作を執筆したいと思います。
    もしお目に止まりましたら、次回作も読んでいただけると幸いです。