自殺専門!死神ガクさんに魂を!
ゆあっしゅ
プロローグ
人には必ず訪れる時間がある。
そう、お前が終わる日さ。
それは命尽きるまでを全うした後だったり、事故や病気というアクシデントだったり、自らで絶つリタイアだったり。
いずれにしても人なんて必ず終わってしまうものさ。
その中で、リタイアを選んだ人間は俺に協力して欲しいんだ。
仮にお前がその1人だとしよう。
いいか。
人は、生まれ変わる。
そのためには、死にたての魂のエネルギーが必要なのさ。
本来ならば、寿命が来るまで生きられるエネルギーが残ってるわけだからねぇ。
1日も早く転生したい魂たちが何万といる。
お前が死ねば、誰かが生まれる。
だからさ、その無駄にしようとしているお前の命、俺に預けてみないか?
悪いようにはしねぇよ。
それが俺、死神ガクの仕事なんだから。
.
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます