161 始まりと終わり
こんにちは。
最近書いていた二次創作。
思いのほか長くなって21500字になりました……。まさに今完結させました。
物語って完結させるのが難しいというけれど、大体人はお話を考える時、最後のオチを思いつくというか、それが面白いよね~と思うものを物語にするのだと思うのだけれど違うのかな?
まぁ十人十色か。
今回書いていて、私の文章の書き方に昔の事をふと思い出しました。
何度か言っているように私は昔、舞台台本(小劇団)を書いていたのですが、初めて書いた舞台台本で上演に向けて練習が始まった時、私が思っている動きと役者の動きが違う部分が多かったのです。
それは基本的には役者の個性ですから、いいのですが、お話の流れとしてどうしてもおかしい所が出てきてしまう。
例えば「○○はあまりのショックに膝から崩れ落ちた」とト書に書いたとして、次に動きのある内容の事を書かないといつまでもその役者は立ち上がる事が出来ない。
なので、どこかで「立ち上がり」とか「起き上がって歩き出した」とか「追いかけた」という描写を書くか、それと分かるセリフにしないといけない。
その癖が染みついていて、動きには必ず「始まりと終わり」を書いてしまう。
それも大切なことなのだけれど、小説において、そこまで厳密に書かなくてもいい場面はけっこうあるように感じている。
今日も話の流れて、勝手に立たせてもよかった場面で(とくにギャグシーンだと勝手に立ったりしている)私はいつも書いているなぁ……と思ったのです。
特にラノベの場合は、細かい描写よりも、読む大多数の人があらかじめ持っている共通の知識やテンポや流れを共有している事が多くて、私のような書き方はまどろっこしいのだろうなぁと思ったり。
それでも、帰国子女がストラップと言わずヒモと言うように、ボーダーラインが曖昧でつかみにくいので、やっぱり書いてしまう。
難しい……です……、
この辺りがきっとセンス……
……とにかく、書ききることは出来たので、あとは同じ推しの色んな人に刺さればいいなぁと願うばかり。
良い(物語と読み手の)出会いが有りますように~
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます