141 私が思う「感想ルール」
こんにちは。
なろうだけで書いていた時は、思っていなかった小説の感想の事を書こうと思います。
なろうだと、ちゃんと読みに行こうという意志が無いとなかなか目にすることが無いんですよねぇ。自分の作品以外の感想欄。
レビューも読み専の方は活用するのかもしれないですが、書く人と読む人のメインのトップ画面が違うから、あまり目に入らないというか。
これは、単に私の使用方法がそうだっただけかもしれないですが。
でもカクヨムとiらんどを使うようになって、他の方の感想やレビューが簡単に目に入るので、お?と思ったものはそれ自体を読み物として読んでしまう。
そして、すごくいいレビューだった場合、レビュアーさんと同じ感じ方だろうか?どれくらい違うだろう?という好奇心から本編を読んでしまったり。
だから私もレビューを書く時は慎重に書こうと気が引き締まります。出来るだけポジティブな情報になるように。
しかし残念ながらそうじゃない人ももちろんいて。
レビューの場合は例えば、どの作品にでも言えるような事しか書かれていない事。「面白かったです!」みたいな言葉だけ。
嬉しいし有り難いんですよ。ひと手間加えて拡散してくれているし思いも伝えてくれている。悪意が無いのは重々承知。でもちょっと悲しい。
だが、まだこれは迷惑では無い。
あー……と思うのは、そのレビューを読んだ「読者候補」がレビューに感情が引っ張られる可能性があると分かっていて悪い情報しか書かない人。
これは無いよなぁと思う。どこかに「面白くないから読まない方が良い」という思いが透けてるというか。
甘い考えかも知れないけれど、お金を払って購入したわけでもないし、出版されているものでもないのに、そこまで厳密にダメな要素ばかり突き付けて傷つけなくてもいいんじゃない?と思うのです。
確かにリリースした時点で一応は公だから、あらゆる評価をされるのが筋なのでしょう。
PVがすごい数で【いろんな人が色んな評価をすでにしている作品】なら文句はないのですが、もしかしたら一週間に1人も覗きに来ない埋れた作品かも知れない。たった1人の酷評で、この先読もうと思う人がいなくなってしまう。レビュアーが好みに合わなかっただけかもしれないのに。
もし「作者の為だから!」というのであれば、目立たないところに書けばいい。悪意があろうとなかろうと、目立つ場所に書かない方が良いのでは?と思っています。
私はまだ有り難い事に、良いレビューしか頂いたことが無いのですが。感謝……
感想の場合はもっとひどい。
感想の場合は、誰もかれもが目にする場所じゃないので(iらんどは違いますが)「面白かったです!」「楽しかったです!」は良いと思っています。逆に有り難い。
酷評や指摘も、理に適っているものならありかな、と思います。レビューじゃなくて「感想」だから。
私がきついなぁと思うのは「意味が読み取れない感想」だった場合と「マウント」です。
まずどちらも返信のしようがないのです。
前者の場合「(自分が)文章を読み取る力が乏しいのかな?」とブルーになったりもするし、ここに書かなければいけない事(重要な伝えたい事)なのか外に向かっている事なのか、とか。真意を読み解くことに疲れるというか。
何のために書いてるの?誰に向けて書いてるの?と逆に聞きたくなる。
後者は「自分の自尊心を高めたいが為に粗を探して攻撃する(遠まわしバージョンもあり)」で「ストーリー(内容)」と「校正」のバージョン違いがあります。
「いやー……そういう話ではないし、そこを突き詰められてもなぁ」という事をなぜか執拗に突いてきたり。
校正も、指摘された意図で書いたわけではない場合、本文の使い方で合っているのになぁと疲れたり。(悪意が無く正しい校正は【理に適っている指摘】に分類されます。逆に有り難い。)
しかしまぁ往々にして、作者が描いた意図とは違う事をクローズアップされて認識されてしまう事もあります。
その場合は「そーゆー見方もあるのかー」「そーゆー人もいるのかー」で少し勉強して終わりでいいのだけれど、意図していない取り方ばかりされてしまうと、反省して表現方法を変えないといけないとは思います。
このマウントタイプのどちらの場合でも共通する点は、褒められる部分もあるのに絶対書かない傾向があるかな?と思います。
私がたまたま目についたものがそうだったのかもしれませんが。自分が優位に立ちたいから、基本は褒めないのでしょう。
良い所も悪い所もまるっと理解して評価をしてくれる人は、素直に物語を読んでくれているんだなぁと……少なからず思います。なのにそれが無い。
理解して読んでくれている人の「不思議に思う点」などの指摘は面白い事言うなぁ~と感心したりする。
と、ここまで書いて、全部人の振り見て我が振り直せ。特大のブーメランだったりもします。
私も無自覚で作者にマウントだと思われかね無い内容を書いてしまっていたかも知れない。
基本的に物語を書いている時点で作者は物語の創造主。その人の世界です。
作者の世界を覗かせてもらっているのだから、その世界に心地よく従わないといけない。「そうかそうか。そういう世界なのか」と。
無名だったとしても、素人だったとしても、初心者だったとしても、書いた人に対する敬意が必要なのでしょう。
読者あっての物語ですが、作者あっての物語でもあるのです。当たり前ですが。
読者も作者もどちらも偉い。
なのに勘違いした読者になってしまった時、歪んだ「感想」や「レビュー」になってしまう……のかもしれないです。
心のどこかに、書いてくれてありがとう、読んでくれてありがとうが、感想以外の部分で必要なのでしょうね。
私もこれからも敬意を持って読もうと思います。
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本当に私は「感想・レビュー」に関して恵まれています。
いつもありがとうございます。
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