134 怒りと娯楽
こんにちは。
前にあーちゃんか、怒りは娯楽だ的なことを言っていたのだけれど。
あーちゃんが怒りを楽しんでいる訳では無くて、その真逆。そういう感情に触れたくないのに、タイムラインが怒りに満ちたつぶやきが流れてくることが多いみたいで苦しんでいた。
大体そういう何かに怒っている人は、怒る為に自ら検索をして自分の怒りに火をくべている。
確かに怒らないといけないような不祥事や犯罪はあるのだけれど、そして、そーゆー現代人として守るべきルールから逸脱している人が悪いという事なんだろうけれど。
怒りで正しい判断が出来なくなって間違った情報を妄信的に拡散してしまう事もあるし。落ち着くことが一番。
月並みな言い方をすると正義が暴力になる事もある。改心させたり、誰かを守る為にというよりも、怒りのターゲットを社会的不自由にし平伏させ、心に傷を負わせることが反省だと間違った運動になりかねない。
そういう全てが「娯楽」的要素があるのは確かなんだろうと思う。
恋愛より、楽しみより、喜びより、怒りが心を支配する速さと深さはレベルが違うと言うと。
さらなる怒りが欲しい、自分が正しい、相手が間違っていると確信したいから、検索をして自分に都合の良い情報ばかりを拾い集めて怒りに火をくべる。
結構いうアカウントあるよなぁ~と私も思う。
私もどちらかといえば、あーちゃんと同じカテゴリーに入る人なので、出来るだけ人の怒りに触れたくない。
ずーっとぼんやり、うふふあははな世界で暮らしたい。誰かを褒めて、誰かに褒められるだけの世界なんて最高じゃない?
でも、知っているんだよなぁ。
言葉を、文章を書かせる力は怒りが一番強いって。
こういう毎日更新のエッセイなんてやっていると、書きたい事が底を尽きる日が必ずやって来る。毎日大冒険な日々を送っていたら、書くことは万全なんだろうけれど、大人の現代人はそんな日常はなかなか送れない。
だから心を動かす一番手っ取り早い方法は怒り。だって、いつだって誰かが何かに怒っているから、365日新鮮な怒りが手に入るし、ネットで検索をしたら安易に情報収集できる。
結構そういうのって、世直しや炎上で活動アピールしないといけない人を除いたら、創作系を仕事にしている方が多いというのはそういう事なんだろうなぁと思う。
自分の創作の炎に火をくべているんだろう。軽率に使いすぎてファンを離れさせるデメリットもあるけれど、信者も出来るだろうし。
怒っている間はエネルギッシュで怒りの方向が確実で、正義の味方になったような良い気分で万能感にあふれる。
本当になんというか……劇薬というか諸刃の剣です。
誰とも喧嘩をしないで良い方向へ導くのが一番頭いい人だと思うのだけれど。
なかなか色んな考えの人がいる公の場所では難しいですねぇ……SNSって本性が出る人が多いし。
と書いているのは、今日は何も書くことが無かったので(笑)思い出した事。
それでも怒る事を探すのは疲れるのでしないという選択。
だって、怒ったら疲れるんだもんなぁ~
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