第303話 婚約者にしたい相手
グレイディ子爵は、話を聞くと口を半開きにして硬直した。
アダムズ伯爵のように緊張に耐えられず吐くというのではなく、ただ固まっているだけ。
こういう時の反応は人によって千差万別である。
だが、エリアスの前でボーっとしているわけにはいかない。
アイザックに息子のしでかした事を床に這いつくばって謝罪する。
謝罪を受けたアイザックは――
「いいんですよ。僕にも責任があったみたいですし、若気の至りという事で済ませましょう。ジェイソン、君も前もって相談を受けていたから、すぐに決闘を行おうという判断を下せたんだろう? その時、ダリルが僕に決闘を申し込むというのがどういう意味を持つのか考えるべきだったね」
――と言って謝罪を受け取り、ジェイソンを責めた。
あくまでも配慮が足りなかったと指摘するだけ。
しかし、それで十分だと判断していた。
これでグレイディ子爵は「アイザックが婚約者を決めていれば」というだけではなく「ジェイソンが止めてくれていれば」という不満を持つだろう。
ジェイソンは聡明な王子として有名だ。
止める機会があったのに止めなかったという事は、わかってやっていたという事。
元凶のアイザックよりも、わざわざ見過ごしたジェイソンの方に強い恨みを持つだろう。
そういった計算の上での言葉だったが、今のグレイディ子爵には反応できない。
あとで冷静になったら、きっとジェイソンに対して恨みを持ってくれると期待するしかない。
ダリルの件は、アイザックが処罰を求めなかったのでグレイディ子爵の判断に任せる事にした。
だが、それはそれで厳しい処分である。
そのため、グレイディ子爵がダリルの処分をどうするか決めなければならない。
アイザックの機嫌を損ねないため、アイザックが望んでいるであろう処罰以上のものを実行しないといけなくなったからだ。
アイザック自身、その事はわかっていた。
しかし、ダリルはチャールズと違って、ニコルのエサとして残しておく必要はない。
ジェイソンに踊らされた者として、周囲の見せしめになってくれてもいいとアイザックは思っていた。
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自宅に帰ると、アイザックはなぜか祖母と母の二人にビンタを食らった。
その理由とは――
「いくらなんでもアマンダさんに失礼でしょう」
「アマンダさんの気持ちも考えなさい」
――という真っ当なものだった。
「すみませんでした。自分だけの責任だと言われてしまい、つい……」
二人は「アマンダの恋心を足蹴にするような真似をするな」という意味で怒っていた。
しかし、アイザックは「エリアスにアマンダにも責任があると言った」事を責められていると思っていた。
悪いと思っているし、謝罪もするつもりだったが、問題がどこにあるのかはわかっていない。
マーガレット達も「さすがに理解していないはずがない。わかっててやった」と思っているからこそ、平手打ちをアイザックに見舞ったのだ。
アイザックの評価が高いからこそ、周囲の目も曇ってしまうという好例である。
失敗をして叱られたあと、アイザックは癒しを求める。
――当然、相手はケンドラだ。
それに、リサにも用事がある。
出迎えに来てくれていたケンドラを抱き上げる。
「なにかわるいことしたの? ダメだよ」
ケンドラまで母達の真似をしてか、アイザックの頬をペチペチと叩く。
だが、こちらは気分が落ち込んだりはしなかった。
むしろ、微笑ましく思えて笑顔になる。
「ちょっとね……。大切な話があるから、みんなでお話ししようか。リサも一緒にね」
「私もですか?」
リサが不思議そうな顔をする。
ケンドラの世話役とはいえ、重要な話の時はルシアに任せて席を外している事も多かった。
――今回は普段とは違う雰囲気で行われる大切な話。
そんな重要な場に呼ばれるというのだ。
疑問に思うのも無理はない。
しかし、アイザックには来てもらわないといけない理由があった。
「うん、リサも」
アイザックは笑って誤魔化す。
理由を話すのは恥ずかしかったので、家族と話している時に勢いに任せて切り出したかったからだ。
「ところで、誰か婚約者が決まったりは……」
この質問をしたところで、リサが顔をしかめる。
その反応を見られただけで、答えを聞くまでもなかった。
まずは家族と共にリビングに集まり、そこでリサとケンドラに「アイザックが婚約者を決めなくてはいけなくなった」という事を話す。
ケンドラはよく理解していないので、主にリサへの説明である。
ここでリサは一つの可能性が頭に浮かんだが「その人と結婚するのなら仕方がないと誰もが思う相手」というところで、その可能性を振り払った。
名もなき地方貴族の娘では、アイザックの婚約者として納得するはずがない。
しかし、アイザックは違った。
「僕は……、リサを婚約者にしたいと思っています」
「アイザック!?」
家族から驚きの声が上がる。
驚かなかったのは、薄々気付いていたマーガレットだけだ。
「待て、それでは陛下が出された条件に合わない。『リサが選ばれるのなら、自分も』と思う者が出てくるぞ」
ランドルフが当然の疑問をアイザックに投げかける。
他の者達も同様だった。
リサ自身に不満があるというわけではなく、身分に問題があると思っていたからだ。
ロレッタやアマンダと比べると、どうしても見劣りしてしまう。
だが、アイザックは首を横に振る。
「リサはずっと僕の味方でいてくれました。子供の時からずっと。兄上を殺し、家族との仲が険悪になった時もずっと味方でいてくれました」
ネイサンの話を持ち出されると、一同は沈黙する。
あの時は皆がアイザックを責めていた。
数日間は家族とまともな接触がなかった。
今思えば、九歳の子供にしていい仕打ちではない。
しでかした事がしでかした事とはいえだ。
「一番辛い時も支え続けてくれた女性。これは他の女性にはできなかった事です。ティファニーだって、僕を怖がって距離を置いていましたしね。誰かと正式に婚約するならリサしか考えられません」
アイザックはキッパリと言い切った。
いきなりの展開に一同は狼狽する。
ただ一人、マーガレットだけが「そうきたか」と達観した表情を見せていた。
「仮にその意見を認めるとしよう。だが、リサの気持ちは……」
モーガンはリサの顔を見る。
彼女は顔を真っ赤にしてうつむき、熱い視線でアイザックを見ていた。
リサがアイザックをどう思っているかなど聞くまでもなかった。
代わりに、落ち着いているマーガレットに尋ねる事にする。
「お前は知っていたのか?」
「去年ぐらいからリサが『良い縁談はありませんか?』と聞いてこなくなっていたの。それでアイザックにカマをかけてみたところ、リサと何か約束をしている様子だったというのは知っていました。正式な婚約まではする気がないようだったので、様子を見ていました」
「教えてくれてもよかったのではないか?」
「教えていたら何かされていましたか?」
「…………」
ここで沈黙してしまうから、モーガンは家庭に関する事で信頼がない。
こうなる事はわかっていたので、マーガレットも今更非難するような事はしなかった。
モーガンが「むぅ」と唸って黙り込んでしまったので、代わりにランドルフが発言する。
「アイザック、リサがダメだと言う気はないが……。男爵家の娘を正妻にするというのは、お前でも大変だと思うぞ」
これは自身の経験からの発言だった。
メリンダの事を抜きにしても、子爵家出身であるルシアでも正妻としての役割を果たすのに苦労していた。
男爵家出身のリサでは、もっと苦労する事になるだろう。
アイザックのサポートがあったとしても、リサを正妻にするのは厳しい。
目に見えている困難に、ランドルフは指摘をせずにいられなかった。
「リサには第二夫人、第三夫人という立場になるかもしれないという事は話していました。ですから、正妻に関しては今後探す事になると思います。とりあえず、という形になるのでリサには悪いとは思うのですが、僕が婚約者を作るという陛下の命令に従うためにリサとの正式な婚約を発表してもいいのではないかと考えています」
だが、アイザックもその点はちゃんと考えていた。
「正妻に」とこだわる事はなかった。
メリンダの件は、ルシアを正妻にしようとこだわっていたランドルフによって引き起こされた。
同じ轍を踏まないように、ちゃんと考えられている。
「リサはそれでいいの? ちゃんとあなたの口から聞かせて」
ルシアがリサに尋ねた。
反応を見る限りでは好意的な印象だが、見間違いという事もある。
本人の意見として、ちゃんと聞いておきたいところだった。
「あの……。今日、いきなりというのには驚きました。ですが、私にとってアイザック様との婚約はこれ以上ないほど嬉しいお話です。第二夫人、第三夫人というお話も納得の上、謹んでお受けいたします。もちろん、家族との相談も必要ですし、皆様の賛同を得られればのお話ですが……」
とはいえ、リサには望み得る限り最高の結果である。
断ったりなどしなかった。
問題は、あまりにもリサに都合がいい話なので、ウェルロッド侯爵家の面々が断ろうとしないかというところだった。
「アイザックが望むというのならば問題はない。問題はないのだが……」
モーガンがリサからアイザックに視線を移す。
「婚約を諦めさせるには、ちと弱いのではないのか? 必ず『我が家の娘の方が美しいですよ』などと言って、娘を売り込もうとする者も出てくるぞ」
リサと婚約するにしても、問題はそこにあった。
婚約をしたものの効果がないでは意味がない。
「それは僕とリサの関係を周知する事で防げると思います。それに『我が家の娘の方が美しいですよ』と言うのならば『なら、リサがお前の娘と比べてどう劣っているのか言ってみろ』と言い返してやりますよ」
誰が美しいかと判断するのは、個人の感覚が大きい。
アイザックが美しいと思っているのなら、少なくともアイザックにとってリサは美しい女だ。
二人の間には幼い頃から築き上げられていた絆もある。
リサを否定するという事は、アイザックを否定するという事。
だから「俺と敵対する覚悟でリサへの批判を口にしろ」という姿勢を見せる事で黙らせるつもりだった。
「それでも第二夫人とかにしろと……。あぁ、そうか。リサは男爵家の娘。少なくとも、子爵家以上の家は娘を売り込めなくなるか」
モーガンは自分で疑問を口にして、自分で納得する。
リサを第二夫人、第三夫人にするつもりだと周囲に言わなければ、正妻にしようと考えているように思われる。
アイザックが望んで婚約したリサを押しのけて「うちの娘を正妻に」と言える者がどれだけいるだろうか。
逆に「第二夫人にしてくれ」という申し出もできない。
それでは、第一夫人と第二夫人の立場が逆転してしまう。
――ルシアとメリンダの悪夢再来である。
アイザックがそれを望まないのはわかりきった事。
子爵家以上は、娘を売り込むのが非常に難しくなる。
男爵家の娘を側室に売り込まれる事はあるだろうが、そちらは断るのが簡単だ。
元々、爵位の差があり過ぎる。
リサとは深い絆があるからいいものの、他の娘とはそこまでの関係がない。
側室にするにしても、公爵に嫁ぐとなれば、よほどの美しさを持っているなどでなければ難しいと思われるだろう。
同時に、そこが一番の難点でもある。
男爵家の娘が正室というのでは、格差がありすぎる。
ファーティル王家やウォリック侯爵家あたりは諦めないだろう。
(だが、それも大丈夫か)
アイザックも、そこは配慮しているようだ。
将来的に正室としてロレッタかアマンダを迎え入れる事ができるよう、リサに第二夫人以降で満足するように伝えている。
最初から公爵夫人としてふさわしい相手を迎える余地を考えての行動だ。
だが、ランドルフがルシアを正室として迎えた実績があるので、リサを本気で正室として迎えるつもりだと周囲には思ってもらえる。
とりあえず、リサと婚約をしておけば、他の生徒の婚約成立を邪魔する事もなくなるだろうと思われる。
(いや、それだけではないな)
モーガンはアイザックに深い考えがある事に気付き、一人感心する。
「父上、何か思いついたのなら教えていただけますか?」
ランドルフがモーガンに質問する。
一人で納得されていては困るからだ。
「ロレッタ殿下やアマンダなら妥当な相手だ。しかし、妥当な相手なだけに、アイザックが愛していようがただの政略結婚だと思われるだろう。娘を側室にしようとする者はいなくならない」
ここまではランドルフにもわかっていた事だった。
「だが、リサは違う。リサの政治的な売りは、将来的に代官職を持つ男爵家を継げる事とアイザックの乳姉弟と結婚できるという事の二つ。アイザックが婚約するとしても、リサでは政治的なメリットがまったくない。周囲には本物の愛が生まれていて、間に入る隙がないと思われるはずだ。きっと、側室狙いだった者も諦めざるを得ない。アイザックは陛下と話している間に……。いや、陛下に婚約者探しを命じられた瞬間に、ここまでの答えを導き出していたのだろう。さすがというしかない」
「なんですって!」
ランドルフが驚きの声を上げる。
一緒にアイザックも驚きそうだったが、そこはグッと堪えた。
「以前から話がついていたにしても、あの短時間でよく考えたものだ」
「偶然ですよ」
アイザックは苦笑いを浮かべて否定するが、それはただの謙遜にしか受け取られなかった。
「リサ。いきなりこんな形で言うのもなんだけど……、僕と結婚してくれるかな?」
「はい、喜んで」
アイザックの告白にリサはすぐにイエスと答える。
その返事はアイザックには聞き慣れたものだったが、今まで聞いた中で一番嬉しい言葉だった。
自然と頬が緩む。
「あー、告白してから聞くのも遅いでしょうが、僕とリサの婚約に反対の方は……」
アイザックは家族の顔色を窺う。
これで「反対だ」と言われたりしたら大問題だ。
しかし、家族の誰も反対はしなかった。
「まぁ、他に選択肢もないからな」
モーガンは消極的な賛同だった。
エリアスの言っていた事に従っているようでいて、実際は逆らっているからだ。
だが、今を凌ぐには十分な選択でもある。
ロレッタかアマンダを選ぶのに十分な時間は稼げるだろう。
「子供をどうするかという事だけを考えておいてほしいわね。今後、誰かを正室に迎えるのなら、後継者の問題が出てくるから」
マーガレットは後継者の問題を挙げる。
二代続けて後継者争いが起きてしまったらたまらない。
そこだけはしっかりとしておいてほしかった。
「リサとの間にできた子供はバートン男爵家を継がせるつもりです。まぁ、その……。他の人と結婚するかもわかりませんし、男の子が生まれるかどうかとかも関係するので、色々と考える必要はありますけど」
その点、アイザックはちゃんと考えていた。
パメラとの間に男児が生まれたら、そちらを後継者にする。
生まれなかったら、リサとの間に生まれた男児を後継者にする予定だ。
ルシアとメリンダの時とは違い、侯爵家出身のパメラを正室にする事で、序列を乱す事なく跡を継がせる事ができる。
もしも、パメラを手に入れる事ができなかった場合は、代わりの相手を見つけるかリサを正室にするつもりだった。
「私は特に言う事はないかな。おめでとうとだけ言っておくよ」
ランドルフはリサとの婚約に異論はないようだ。
彼自身がルシアと恋愛結婚していたので、アイザックも好きな相手と結婚するのを邪魔しようとは思わない。
それに、ケンドラもリサに懐いているので、すでに家族のような存在だと思っている。
「……婚約は急がなくてもいいと思います。リサがアイザックと婚約する意思があるのなら、色々と話しておいてあげたい事があるので、もう少し時間をおいた方がいいかと」
唯一、ルシアは乗り気ではなかった。
ランドルフと結婚した事で、かなりの苦労があった。
主にメリンダ関係ではあったが、その事を思い出すと無条件でリサとの婚約を歓迎する気にはなれなかった。
その経験をリサに話してあげて、ちゃんと覚悟を決める時間を与えておきたいという気持ちから、考える時間を用意してあげた方がいいという意見を口にしていた。
「母上の心配はわかっているつもりです。そこはその……、愛の? 力で? 乗り越えていければなと思っています」
アイザックの返事を聞き、ルシアはリサに視線を向ける。
「が、頑張ります!」
こうなると、ルシアも強く反対はできなかった。
二人にかつての自分達の姿を重ねて見たからだ。
ルシアも反対はしなさそうだと見て、モーガンが口を開く。
「……マーガレット。こうなるとわかっていて、リサをケンドラの乳母にしたのか?」
話を進めようとするが、同時に湧いた疑問を妻にぶつける。
「まさか! ケンドラを任せていたマーサは王都でしか頼めませんでした。ケンドラが寂しくないように、手伝いをしていたリサを乳母にしただけですよ」
孫娘のためですよ、という表情を浮かべてマーガレットはしれっと答えた。
これは嘘だ。
アイザックの側室なり妾になればいいという考えもあったとはいえ、リサへの嫌がらせという目的もあった。
――選りすぐりの婚約者候補達を振ったリサへの嫌がらせ。
そのために、出会いの少ない乳母をやらせていたからだ。
だが、そんな事を正直に話す必要などない。
孫の妻になるのなら、リサとの関係は良好なままで維持した方がいいに決まっている。
あくまでもケンドラのためだったと言い張った方が得策だった。
「そうか。では、バートン男爵夫妻を呼ばないといかんな。これから忙しくなるぞ」
モーガンは妻の言葉を信じた。
ケンドラの乳母役は重要な役割。
まさか、乳母が嫌がらせになるとは思っていなかったからだ。
それよりも、彼はこれからの事を考えていた。
アイザックの婚約が決まったとなれば、祝いの品がたくさん届くはずだ。
返礼の品を選んだり、お礼状を書くのだけでも大変だ。
それはバートン男爵家も同じ。
秘書官などを送って助けてやらねばならないだろう。
政治的に力のないバートン男爵家だから、派閥間の勢力図が変化しない分だけマシと考えるしかない。
エリアスも「ロレッタを正室にする」という選択肢が残っていれば文句は言わないだろうと思われる。
ロレッタかアマンダのどちらかと婚約すれば、彼女らを応援する派閥によって少なからぬ混乱が起きる。
政治力のある後ろ盾を持たないリサならば混乱は最低限に収まるだろう。
エリアスの突然の命令を最適な形で達成する事ができる。
(素晴らしいのは、年上という事だな)
同級生であれば、周囲の嫉妬に晒される。
学院内でいじめに遭う可能性だってあった。
だが、リサはケンドラの乳母として屋敷に住み込みで働いている。
屋敷内で彼女に嫌がらせをする者はいないだろうし、安全は確保されている。
考えれば考えるほど、モーガンにはリサがアイザックの最初の婚約者として最適なように思えてきた。
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