第6話 領主のお仕事

 ある日の事。

 朝食後、祖父と父が働く執務室にアイザックが訪問した。

 秘書官に取り次いでもらい、中へ入る。

 部屋の左右にある机で数名の秘書官が、何かの書類を処理している。

 奥の執務机には祖父が、その横にもう一つ机を並べ父が座っていた。

 机の上には、巻物や紙の書類などが積まれているのが見えた。


「お爺様、お父様、いきなりごめんなさい。お爺様とお父様のお仕事を見学したいのです。邪魔をしないのでよろしいですか?」

「突然だな。しかし、見学か……」


 祖父のモーガンがランドルフをちらりと見る。


(ふむ……、ランドルフも最近は中弛みしてきているようにも思える。息子に見られれば良い緊張感を与えられるかもしれんな)


 モーガンはこれくらいの刺激もたまには良いだろうと考えた。

 アイザックに見学の許可を与える。


「いいだろう。ただし、仕事の邪魔になるようだったら中止にするぞ」


 アイザックは大人しい子だが、一応は注意をしておく。

 孫は可愛いが、優先度は仕事の方が上だ。

 たかが紙切れ一枚とはいえ、それにサインするかどうかで数百の人間に影響を与える。

 さすがに孫可愛さで「貴族として何が大切か」を見失うような真似はしなかった。


「お爺様、ありがとうございます」


 あっさりと許したモーガンに、ランドルフは怪訝な表情をする。


「父上、よろしいですか?」

「かまわん、アイザックなら騒がしくはせんだろう。……ランドルフ、息子の前だぞ」

「わかってます」


 ニヤリと微笑む父に対し、ランドルフは苦笑いを浮かべた。

 今は次代の領主として実務を覚えるための研修中。

 実際の仕事は、教わってきたものとは別物。

 わからない事もあるし、ミスもする。


 ――息子の前では良い父親、立派で尊敬される父親でいたい。


 誰もが持つ感情だ。

 ランドルフも、当然ながらその感情を持ち合わせていた。

「息子に良いところを見せよう、そして悪いところを見せないようにしよう」と決意する。


「それではアイザック、こちらに来なさい」


 モーガンが膝を軽く叩きながらアイザックを呼ぶ。


「お爺様のお仕事の邪魔になりませんか?」

「大丈夫だよ。今はランドルフが仕事をして、処理の終わった書類を私が確認してるだけだから」


 モーガンがそう言うが、アイザックは一応ランドルフの方をチラリと見る。

 ウェルロッド家の当主はモーガンだ。

 だが、アイザックは息子として、父親であるランドルフを立てる必要もある。

 誰だって「父親である自分ではなく、祖父の言う事を聞く」という状態は面白くはない。

 貴族としては正しくても、家族としてはよろしくはないだろうという配慮だ。

 まずは「お仕事中のお爺様の邪魔にならないか心配だ」という表情をして、父の様子を窺う。


 アイザックはランドルフが「いいよ」と軽くうなずくのを待つ。

 許可が出たのを確認すると、祖父に歩み寄る。

 軽々と抱き上げられて膝に座らされた。


「お父様は何をしているのですか?」


 アイザックはモーガンに聞く。


「今は税務官達がやっているのと同じ書類の処理だよ。誰かに命令するにも、誰にどんな命令をするべきか知っておかなくてはいけない。だからこうやって、みんながどんな仕事をしているかを、実際に自分でやって覚えている。大きくなったらアイザックもやる事になるから、今のうちに見ておくといい」

「はい、お爺様」


 モーガンは領主としての威厳を保とうとして、小難しい事を口にする。

 決して三歳の子供に言うことではない。

 アイザックが理解しているようなので、ついつい話してしまったのだ。

 だが、自分の仕事に興味を持ってくれるようになった孫。

 その来訪に舞い上がってしまっているモーガンは、普通の子供には難し過ぎる内容だという事に気づいていない。


「お爺様はどんなお仕事をされているんですか?」

「今はランドルフの処理した書類の確認だ。領主としての仕事はいろいろあるが、まだ朝でみんなが仕事を始めたばかりだからな。下から報告書や計画書が上がってくるまでは、書類の見直しなんかをしている」

「領主というお仕事は大変なんですね」


 アイザックの言葉に、モーガンは顔をほころばせる。

 自分の仕事を理解してくれるというのは、やはり嬉しいもの。

 しかも、相手が可愛い孫だったので、喜びもひとしおのようだ。


「あぁ、そうだ。だが、サボろうと思えばいくらでも怠けられる。家臣に仕事を投げればいいだけだからな。しかし、人の上に立つ者としてそれは許されない。上に立つ者が怠ける姿を見せれば、下の者達も自然と腐っていく。毎日、真面目に仕事をするのは疲れるが、それが貴族に生まれた者の定めだ。アイザックも覚悟しておくように」

「はい、わかりました。お爺様はご立派なんですね」

「なんの。これは基本的な心構えだからな」


 そう言いつつも、孫の尊敬を受けてモーガンは鼻の穴をヒクつかせながら喜びを抑え込む。

 家臣の手前なので笑顔になるのはいいが、デレデレとした情けない顔は見せられない。

 だが、堪えようとして呼吸が荒くなってしまっている。

 アイザックの頭頂部に、激しくなった鼻息が吹きかかっていた。


「父上、できました。確認を」


 アイザックの尊敬を一人占めさせてたまるかと、仕上げた書類をモーガンに差し出した。

 書類を受け取ったモーガンは、アイザックを膝に乗せながら書類に目を通す。


「アイザック、これは南のアルスターという街の二ヵ月前の収支報告書だ」

「えっ……」


 アイザックは絶句した。


 ランドルフが作った書類はまだ努力の影が見える。

 しかし、支出を分類で分けて合計を書いているだけだ。

 これで処理後なら処理前はどうなるのか……。


「これの前はどうなっているのですか?」


 その疑問ももっともだと、ランドルフは処理する前の書類を見せる。

 まとめる前の報告書を見たアイザックは頭がおかしくなりそうだった。

 毎日の収支が書かれているが、税収入と支出がごちゃまぜなのだ。


 〇月●日 通行税の収入、備品代の支出、結婚税の収入 etc――。

 〇月×日 通行税の収入、装備の修繕費の支出、死亡税の収入 etc――。

 

 収入と支出を分ける事なく、その日にあった収支の報告を順番に書いているだけだった。

 それが一か月分。

 他の報告書も似たようなもので、日記形式の物まであった。


(五百年続く王国のくせにこれかよ……。この世界の人類の文化はいったいどうなってんだよ)


 こんな書類を毎日処理している税務官には頭が下がる思いだ。

 だが、こんな非効率な事をしていては、巡り巡って自分のもとへと苦労が舞い込むだろう事は想像に難くない。


「お爺様、これは……」

「さすがにアイザックには難し過ぎたかな。みんながまとめた書類を毎日確認していくのが私達の仕事だよ」


 唖然としているアイザックの様子を見て「賢くても、やはり三歳児なのだな」とモーガンは思った。

 だが、それは間違いだった。

 書類が理解できずに凍り付いているのではない。

 効率が悪すぎて凍り付いているのだから。


「お爺様、ペンと定規、紙とこの報告書をお借りしてもよろしいですか?」

「構わんが、どうするつもりだ?」

「少し試したい事があるんです」

「ふむ……、この机では無理だな。おい、なにか下敷きになりそうな板を持ってこい」


 モーガンが部屋の中にいる秘書官に声をかけると、秘書官は棚からA2サイズくらいの画版のような物を取り出してきた。

 紐が付いているので、立ちながら書く時に使う物なのだろう。


「アイザックはまだ小さい。机で書くと手が届かんだろう。床で書いてくれるかな」

「はい、カーペットを汚さないようにします」


 ニコリと笑うアイザックに、領主としての威厳を保とうとするモーガンも思わず頬が緩む。

 やはり孫は可愛い。


「こちらでよろしいですか?」

「うん。ありがとう、ベンジャミン」


 秘書官が板を置いた場所はモーガンの机の横の床だ。


 ――アイザック、モーガン、ランドルフ。


 この領主三代の並びに、モーガンは心の中で快哉を叫んだ。

 息子のランドルフと机を並べ、床の上とはいえ孫のアイザックも並んでいる。

 ランドルフに領主の座を譲る日はそう遠くはないだろう。

 だが、アイザックがこの椅子に座る日を見る事はできるだろうか?

 モーガンは、思わず遠い日に想いを馳せる。


 それゆえに、アイザックが家臣に礼を言うという貴族として問題のある行動を注意しそこねた。

 こういう場合は「ご苦労」と、ねぎらいの言葉でいいのだから。


 アイザックは板に紙を置くと、定規をあてて線を引き始める。

 彼が書こうとしてるのは、簡単な収支表だ。

 学生時代にパソコンの授業で作った事のある、エクセルで作る簡単な表を手書きで作っている。


 いつ、どんな理由で、どれだけの収入があったか。

 そして、その日に支出があったのか。

 アイザック自身が見慣れている表。

 だからというのもあるが、きっとこの世界でも受け入れられるだろうと書き進めている。

 効率の悪いやり方で続けるよりも、効率的なやり方になれるまでの苦労の方が受け入れられると信じて。


 モーガンは一生懸命に何かを書いているアイザックを見つめながら、先日アイザックに似顔絵をプレゼントされた事を思い出す。


(息子は責任を持って育てねばならないが、孫は無条件で可愛がれるというのは本当なのだな)


 自分の息子を教育するのは、父である自分の務めだ。

 だが、孫を教育するのは息子の務めである。

 祖父としては、孫を可愛がるだけでいい。

 年を取りたくはないと思ってはいたが、こういう時は「年を取るのも悪くない」とモーガンは考えていた。


 ランドルフは書類の書き方を父に聞こうとしたが、アイザックを眺める姿を見て話しかける事に躊躇していた。

 デレデレとした表情をしているせいだ。

 モーガンの先ほどまでの決意はどこに行ったのだろうか……。


 アイザックが何かをやっている姿は、ランドルフ自身も見てみたいと思っている。

「席を代わってくれないだろうか?」とランドルフは思っていた。


「できた! お爺様、見ていただけますか」

「あぁ、見せてごらん。これは……」


 アイザックが作った表は、報告書にあった中で毎日収入のある通行税を抽出してまとめたものだ。


 表自体は非常に簡単な表だ。

 簿記モドキともいえない粗末なものだが、見やすさという点では従来の報告書よりもいい。

 だが、簡単に思い浮かぶ問題点もある。


「これは前のよりかは読みやすいが……。税の収入毎や支出毎に書類を作ると手間がかかるな」

「それは印刷で量産することで対処可能だと思います。一度作ってしまえば、後が楽になりますよ」


 この世界では活版印刷が普及しているようなので、印刷自体のハードルは高くない。

 文字ではなく、線を印刷するだけでいいのだから大分楽なはずだ。


「印刷で用紙は用意できるとしても、これを使えと皆に配ったとしても戸惑うだろう」

「最初は抵抗感があるかもしれません。ですが、慣れてしまえば書く側も利点がある事に気付きます。各項目ごとに記入漏れがないかなど、一目でわかるようになりますよ」


 アイザックはランドルフの眼前にある書類を指差す。


「それに、用紙の統一による利点もあります。今は巻物であったり大きさがまちまちな紙ですが、統一した用紙を使う事によって保管、管理が容易になります。用紙の端に穴を開けて綴り紐で綴じておけば、散らばって他の書類と混ざるような事も無くなるでしょう」

「ふむ、やけに推すのだな」


 モーガンのアイザックに対する評価は「異様に大人しい子供」というものだった。

 兄のネイサンが年相応に「新しいおもちゃが欲しい」「もっとお菓子が欲しい」という要求ばかりなので、余計にその印象は残っていた。

 書庫で本を読んでいるだけの大人しい子。

 そのアイザックが、これだけ薦めてくるのは珍しい事だった。


 内容自体は検討する価値がある。

 あとは理由だろう。

 何か深い理由があるのかどうかだ。

 自分には想像できないような深い理由だった場合、祖父としての自信を持ち続けられるだろうか……。

 聞きたくはないが、聞かねばなるまい。

 モーガンは覚悟を決めた。


「アイザック、お前は賢い子だ……。なぜこれだけ推すのか、理由があるならそれを聞きたい」

「僕がいつか領主になった時の事を考えてですよ。書庫の本もそうでしたが、一巻は巻物なのに二巻は綴じられた本だったりと、シリーズ物なのにバラバラだと読みにくかったからです。将来、仕事をするにも見やすい書類の方が良いですから」

「そうか、そうか。そういう事だったのか」


 書式の統一。


 簡単そうに見えるが、広めるのには大変な労力を費やす事になる。

 それを言い出したのが、いつか自分が領主になった時に楽をするためだという。

 子供らしい理由を聞いてモーガンは少し安心した。

 もっとも、理由はともかくとして、その内容が子供らしいとは言えぬものであった事に気付かなかった。

 普段からアイザックと接しているせいで、モーガンは少し感覚が鈍っているのかもしれない。


「確かに一時的に労力を払う事になります。ですが将来、継続的に仕事が楽になるなら早めにやっておくほうがいいと思います。今の報告書では読み落としてしまうミスとかもあるでしょうし。もちろん、今年度の予算や、書式の統一作業に仕事を割り振る事のできる人員の余裕などの要因もありますので、今すぐやってほしいとまでは言いません」

「そ、そうか……」


 頭の良い子だとは思っていたが、これほどとは思っていなかった。

 三歳でこれなら、あと十年もすればどうなってしまうのだろうか?

 自分など隠居してしまった方が良いのかもしれない。


 孫の成長は嬉しいが、同時に「隠居」という言葉が頭をよぎる事に一抹の寂しさを感じていた。

 だが、まだランドルフには教え始めたばかりだ。

 まだまだ現役でいなければいけない。

 それに、これには問題もある。


「だが、それはできない」

「何でですか?」


 良い提案だったが、できないのにはちゃんとした理由があった。

 それをアイザックに説明してやる。


「貴族というものは伝統を重んじる。報告書も各家のやり方を取っておるのだ。伝統を捨てさせようとすると反発が大きいだろう。強制するわけにはいかん」

「そうなのですか……」


 アイザックはションボリとした。


(反発が大きいって事は、抑え込めるだけの力を身に付けないとダメって事だもんなぁ……)


 その姿を見て、いたたまれなくなったモーガンは話を変える事にした。


「そういえば、何か欲しい物はないのか? ネイサンみたいにハッキリと言ってくれると助かる」


 ――物で釣る。


 それがモーガンなりに、アイザックを喜ばせようと考えた方法だ。

 実際にネイサンなら、これで十分だった。

 アイザックも子供である以上、通じるだろうと思ってもおかしくない。


「欲しい物ですか。金と権りょ――お小遣いと花壇が欲しいです。あと剣も」


 思わず本音が漏れそうになったアイザックであったが、なんとか誤魔化した。


「お小遣いか。欲しい物があるなら買ってやるぞ」


 モーガンは「剣が欲しい」という部分は疑問に思わなかった。

 アイザックも男の子だ。

 そういう物に興味を持っただけだろうと思っただけだった。


「いいえ。欲しい物を買ってもらうよりも、お小遣いを貰って自分で買い物してみたいんです」


 侯爵家なので必要ないかもしれない。

 だが、アイザックは金銭感覚を覚えておきたかった。

 欲しい物はある。

 しかし、それは人に用意してもらうのではなく、自分で用意する必要があった。

 その方が効果的だったからだ。


「わかった。用意させよう。けど、欲しい物があるなら遠慮せずに言うんだぞ」

「はい、お爺様」


 ニッコリと笑顔を見せるアイザックを抱き上げ、モーガンは頬ずりをする。


「話は終わりましたか?」

「う、うむ」


 アイザックとモーガンの話が終わったのを見て、ランドルフが声をかける。

 そこで「そういえばランドルフもいたな」と、モーガンは少しバツが悪い思いをする。


「父上、話が終わったのなら、先ほどの話の説明をしていただけるとありがたいのですが……」


 そう、先ほどの話をランドルフは理解していなかった。

 正確には、書式の統一を話してたのはわかっていたのだが、それがなぜ良い事なのかがわからなかったのだ。

 別に書類くらい巻物だろうが用紙だろうが「読めれば良いじゃないか」程度の認識だった。

 だから、アイザックとモーガンがなぜ真剣にそんな事を話しているのか不思議でしかなかった。


「そうだな。時間もあることだし、ゆっくり話そう」


 先ほどの話の価値がわからないのは問題ない。

 知ろうとする気持ちがあるなら、それでいい。

 あとは理解できるように教えるだけだ。

 ランドルフもまだ若い。

 少しずつ学んでいけばいい。

 そのようにモーガンは考え、ふと思った。


(ランドルフの反応が普通のはずだ。もしかすると、アイザックは父上の生まれ変わりなのか? ……いや、そのような事があるわけないな)


 モーガンの脳裏に「アイザックが生まれる前に亡くなった父の生まれ変わりでは?」という考えが浮かんだ。

 モーガンの父であり、アイザックにとっての曾祖父にあたるジュード。

 彼もまた、幼少の頃より才能の片鱗をうかがわせていたと聞いたことがある。


 ――アイザックとして生まれ変わり、生前にできなかった方法で色々と変えていこうとしているのではないか?


 そのように、つい考えてしまった。


(いや、それはないな。父上は人として最低だったが、アイザックは可愛い。……あのような人にならぬよう、私も気を付けねば)


 可愛い孫を父ジュードのような人間にするまいと、モーガンは決意する。


(ランドルフは良い子に育ったが、アイザックは頭が良い分同じ育て方ではいかんだろうな。それを、ランドルフ達が上手くやれるかどうか……)


 アイザックの教育は、あくまでもランドルフとルシアを中心としたものとするべきだろう。

 親として子供と共に成長していかねばならないし、横から必要以上に口を出して邪魔をするべきではない。

 時々、サポートするくらいに留めておいた方が良いだろう。


(そういえば、ペットなどが良いと以前聞いた気がするな。情操教育の手助け程度くらいなら問題なかろう)


 どんなペットを贈るのが良いのか。

 妻のマーガレットとも相談して決めようと、アイザックの頭を撫でながら思っていた。

 ただ、その可愛い孫が「この国を乗っ取ったら書式だけではなく、色々都合よく変えてやる」と、ジュードよりも恐ろしい事を考えているとは、想像する事すらできなかった。

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