設定 アルカンシエル・セブンソウル13 総力を賭して

仲仁へび(旧:離久)

第1話




ーーあらすじ

 出来る事はすべてやった。

 ニルバ達は、最後のボスを倒すために、決戦の場所へ赴いた。

 そこで待っていたのは、デスゲームを実行している者。

 神と名乗る男性、シモン。

 宣戦布告しあう両者の間に、和解はありえなかった。

 後はただ全力で戦うだけ。




ーー人物

〇ニルバ

 暇な時だけかつて所属していたギルド、オフ・ホワイトに少しだけ手を貸す。

 高レベルの双剣士。レベルが上限の100に達した。

 引きこもりからちょいちょい脱出。

 しかしやはりプレイヤーホームが恋しくなる。

 そう簡単にはなおらないらしい。

 シロナやライカ。アリッサ・ゲイザーとパーティーを組んでいる。

 味覚が繊細キャラ。

 以前立ち寄った売れない料理店の女性から、アドバイザーになってくれと泣きつかれて協力。店主の破滅的な味覚音痴にあきれつつも、アドバイスを送る。最近状況が改善してきて、徐々に人が増え始めているらしい。


 最終決戦前の時間を使って、シロナ・ライカ・アリッサと一日ずつデート。

 戦いの行方次第では、殺人を行う事になるかもしれないと、シロナの覚悟を問う。

 妹であるライカには、危ない場所にはできるだけきてほしくないと、伝える。

 アリッサには、今まで通り頼りにしていると言い、これまでの感謝を伝える。


〇ゲイザー

 デスゲームが起きるきっかけを作った一人。

「なのじゃ」、「のじゃ」口調で喋る少女。

 頭に乗っかってる、「頭よさそうに見える四角い帽子(本人談)」がトレードマーク。帽子を外すとアホ毛が揺れる。

 ニルバ家の居候。

 最近は。晴れ渡る平原に来るプレイヤーに向けて、氷菓子を売り有名になっている。たまったお金は、ニルバ達へのプレゼントに使った。贈り物は服。見た目にこだわる性格らしい。かっこいい服を着れば引きこもりもなると思った、との事。


〇ピヨ太郎

 本名:安土浄土。

 誰もが通る中二病経験者で、子供の時のことを語りたがらない

 娘であるゲイザーを大切に思っている。

 娘によりつく虫は絶対排除。娘を狙う奴も絶対排除。他人にお父さんとは呼ばせない。娘至上主義。妻は、ゲイザーを産んでからほどなくして他界。愛妻家でもある。妻の素晴らしさが分からない奴には、分かるまで分からせようとする。

 心が狭い。

 最終決戦の場にいこうとするゲイザーを案じる。が、ゲイザーが譲らぬ姿勢を見せて嘆く。葛藤のすえ、自分がついていって命にかけても守るしかないと決意した。


〇ライカ

 ニルバの妹。お兄ちゃん大好きっ子。

 ニルバのプレイヤーホームに住む。

 ニス・ベニヤの弟子。ベニヤ流戦闘術の免許皆伝。

 剣闘士。兄を助けるためにデスゲームな仮想世界へ飛び込んだ。

 兄のような人のお嫁さんになりたいと、思っている。

 現実世界に帰った時のことを考えながら、花嫁修業にいそしんでいる。

 特に意中の相手がいるとかではない。

 オンライン上で講義を受けられる学校に在籍しているが、進学は体面授業ができる学校もいいかもと考えている。

 現実に帰ったら上達した腕で、両親に手作り料理をふるまおうと意気込む。


〇シロナ

 ギルドオフ・ホワイトに所属しているが、ニルバのパーティーに加入している。

 回復魔法の使い手。魔法使い。

 現実世界に弟がいるらしい。救出班経由でもらった外部からのメールには、ストーカー対処法が延々とかかれていた。おそらく粘着質なファン対策。ストーカーを遠ざけるためなら、ニルバとつきあう事も我慢できる、うんぬんと書かれていた。

 料理が得意。

 ギルドにファンクラブができている。

 たまに男性から告白されるので、その対応に困っている。

 粘着質なファンの扱いにも困っている。

 ニルバに対しての恋心のようなものを自覚している。

 一日デートの後、ニルバの質問には、「どんな罪をおかした黒幕でも可能な限り手を差し伸べたい」と答えた。


〇アリッサ

 ソロで活動していたが、最近は弟子の面倒も見ている。情報屋を営む。

 盗賊。

 ニルバとシロナの仲をよく茶化す。

 意外と友達想いで、情に厚い。良い奴。

 情報屋稼業の忙しさが少し落ち着いてきた。

 弟子に情報屋のお店を引き継いで、最終決戦に参加。

 自分達が負けた後の事も考えて、各方面にこれまでに得た情報を渡したりして、引継ぎを行っている。

 ニルバとのデートでは、元パーティー達との思い出の場所を巡った。


〇おばかさん達

 シロナの元パーティーメンバー達。

 小悪党。

 悪を貫くことに美学を感じてるらしい。

 自分達を助けた人物をアニキと呼んで尊敬している。

 同じような小悪党に出くわしてはアニキのすばらしさを語っている。

 とうとう更生はしなかった。

 義賊のような悪党の生き方を目指しているらしい。


〇イースヴァルト

 オフ・ホワイトのトップ。

 規律に厳しい。

 大剣士。

 小を切り捨てて大をとる。

 大規模な攻略会議をひらき、他ギルドやパーティー、プレイヤー達のとりまとめを行う。

 とうとうニス・べニアが妹であることに気が付く。

 最終決戦前に、兄弟水入らずで一日過ごした。


〇ニス・ベニヤ

 救出班のリーダー。

 仮想世界に来ることは最初は気が乗らなかった。今では少し慣れている。

 メガネ美人。

 しっかりしているが、細かいし厳しい。

 凝り性。

 最終決戦前に、兄であるイースヴァルトと一日すごす。

(子供の頃に訪れたという)キャンプ地に似たエリアへ、二人で向かったらしい。


〇ソウトウ

 暗殺者。武器は針。強そうな生き物、双頭の○○と名のつく生き物全般から名前をとる。または掃討の意味からも名前を拝借。高レベルプレイヤーだが、細かい事を気にするのが苦手。時間調整をミスして、エリア内にとりのこされるが無事に脱出。

 最終決戦にも参加。

 決戦前は、ヒルノカミにプロポーズ「俺の世話をしてくれ」。


〇ヒルノカミ

 忍。武器はクナイ。昼の神。という言葉から名前を付ける。高レベルプレイヤー。日光と肌質があわなかったため、現実世界では太陽の下で長時間活動できないらしい。その代わり、ゲーム内では、自由を満喫している。おおざっぱなソウトウのフォローをすることが多い。

 最終決戦にも参加。

 シモンを止めなければと思い、自分達の義務に感じている。

 決戦前にソウトウにプロポーズされ、これからも世話をすることに。





ーースポット

〇家

 ニルバが引きこもっている家。

 多額のお金で購入した。

 ライカやゲイザーなどの居候が増えたため、私物の女子率が一気に上昇。

 最近拡張して、ゲイザーのためのひよこ部屋ができた。ひよこグッズで溢れている。

 シロナやアリッサ達が泊まる時があるので、宿泊グッズが常備されている。

 最近家が改築されて、バーベキューができるベランダができた。家の裏手には料理の為の畑ができている。

 最終決戦前の夕食は、皆でバーベキューを行う。

 ゲームがクリアされたらこの家ともお別れなので、ちょっとしみじみ。


〇白の砦

 オフ・ホワイトのギルドホーム。

 外見白い。

 百人くらいの所属プレイヤーが集団生活できるスペース。

 動く観葉植物パグちゃんが、一部の者から可愛がられている。

 一匹?だけだと可哀そうだと言う事で、最近仲間が増えた。

 名前はシバくん。パグちゃんより大食らいで、イケメンが好きらしい。

 蔓をのばして絡みついている。

 メンバー達は二匹の性別が、名前と逆かもしれないと思っている。

 最終決戦前に攻略参加者達の間で、多くのカップルが誕生している。

 どこもかしこもピンク色になっているらしい。

 パグちゃんとシバくんも良い雰囲気に?


〇晴れ渡る平原

 ニルバの家近くのフィールド。

 雑魚モンスターしか湧かない。

 特に何の変哲もない平和なエリア。

 しかし最近は、美味しい氷菓子が食べられるフィールドとして有名になってきた。

 ガイドブック情報にものせられている。名物はさつまいも味シロップをのせた、ひよこかき氷。


〇ネクトパス

 商業が盛んな町。

 粉ものの食べ物が多い。

 シロナやライカ達が、ゲイザーをつれてよく出かけてる。

 ネクトバスのごろつきたちが、おばかさん達に掌握されている。

 PK狩りをはじめて、義賊として活躍してるとか。


〇試練の祭壇

 新しいエリアを解放するための場所。

 ボスと戦い、撃破しなければならない。

 高レベルプレイヤーしかいけない。

 以上。


〇天国に至る塔

 名前の通り、うっかり天国に至らないように注意しなければならない場所。

 レベル90以上、かつパーティーで向かう事が条件。

 塔内部に湧くモンスターはどれも高レベル。

 てっぺんでは、黒幕のシモンとラスボスモンスターが待ち構えている。



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