【Sw2.5リプレイ】 イト
らんじょう
イト
第0話 水鏡
ある日の出来事でした。
日暮れ前、
仕事も終わりぶらぶらと歩いていた所、
川沿いを通りがかった時でした。
ふと、
前を歩く男に気がつきました。
その男はみすぼらしく、
目はギョロッとしていて、
辺りをうかがう様にそろりそろりと歩いていました。
どうしてでしょうか、
気になりしばらく様子を見ていると、
男は何度か女の人に声を掛けようとしては留まっている、
そんな感じでした。
本当に、
今思えばなんと馬鹿なことをと思います。
声を、
掛けてしまいました。
なんとなく似ていたから、かも知れません。
それから男について町の外へとでました。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます