生きる意味
瑠衣君
第1話 死とは何か
死にたい…
そんな重い言葉を軽い言葉で簡単に使える時代になってしまった。昔は誰かの為に戦うだったのがいつかは国のために命をかける。そんな風に変化をして行った。今みたいに死にたいと言う言葉はそんな軽くは無かった。むしろ、生きたい、死んでも死に切れない後悔。忠義。人との繋がりが死の妨げになっていた。
現代は如何だろうか?
田舎に住む老人たちはいまだになお助け合い、コミニケーションをとっていることが多い。だが、都会に出でみると如何だろうか?出張、派遣、出稼ぎに来た人たちは近くに知ってる人がいない。実質1人だ。頼れる人がいないだろう。仕事場の付き合いはあれど、それはあくまで仕事で本当の仲になる事はあまりない。ただ、その職場こそ唯一のコミュニケーションを取る場でもある。ただその職場で、セクハラ、パワハラにあった人がいるのも事実。その人を支えてくれる人が居なければ、死にたいって思うことも必然だろう。信頼できる人が居るかいないかで人の生き方は変わる。
では、死とは何なのだろうか。人生が終わること、人が人として生きれないこと、現実からの逃げ道。確かにこれらは、私の思うところの死である。だがこれらは一部でしか無く、本当の意味での死とは何もしないことである。何も出来ない事である。
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