空いた予定

〈コウ視点〉







ヒカル「・・・・どうする?」





ヒョウ「今から適当に5人集める?」






俺たちはいつも5人で行動をしているが

一年の時にたまたま入ったダンスサークルで知り合った

別の学部の5人組ともつるむ事もあった…





人数が足りない時などにお互い声をかけあったりしていて

まさに今日は久しぶりに10対10の集まりだったんだが

向こうが招待して現れたお姉さん達は…







シュウ「流石にアッチ系は…パスだしな…」





ヒョウ「えろいお姉さんは好きだから

  正気なら全然いいんだけどね?笑」





カオル「大学生にはまだない魅力だからね…笑」






そう…現れたお姉さん達のうち数人は

すでに尋常ではないテンションで何でそうなっているのかも

だいたいの予想はついた…




皆んな女の子と遊ぶモードで来ていただけに

急に空いた予定をどうしようかと話ながら

コンビニに入って行き煙草などを買っていると

4〜5日ほど前に笑った出来後を思い出した…






コウ「ぷッ!!」





ヒカル「なんだよ?笑」






急に吹き出した俺にどうしたと顔を向けてくるから

コンビニの端の棚に並んでいる

豆乳を指差しながらこの前の笑実ちゃんの話をした






ヒョウ「Aだと思われて怒ったんだろうね?笑」





ヒカル「AもBも変わらないだろッ?笑」






実際どうなんだと笑っているカオルに問いかけると

「とりあえず毎日飲まなきゃね」と豆乳を見て

また吹き出していた






ヒョウ「笑実ちゃん達は?呼んだらこないかな?」





ヒカル「確か4人組だっただろ…足りなくね?」






年上のお姉さん達から

やっと高校生感の抜けたあの子達じゃ多少物足りなさを

感じるが最悪一人余りでもいいかなと思っていると

「無理だろ」とシュウが言った





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