異世界王子様ライフ1

銀紫蝶

プロローグ

プロローグ

山と積まれた無数の本。


新しいものから、古いものまで──無造作に詰め込まれた記録の数々は、ひらかれるまで知を隠し、自ら教えることはない。




知は時が振り積もれば塵になり、使う者達によっては毒にも、薬にもなり。




ある日突然、意味を失うことすらある。






読まれなければ、それは、存在しないと同じこと……。





存在しなければ、誰にも見つけられぬのだ。





  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る