Day29 地下一階 ~十番街・立入禁止地域~
崩れかけた階段を下りた先、立入禁止の地下一階には、旧文明のお宝が眠っているはずだった。
暗い通路を進み、幾つもの扉を潜り抜け――どこまで進んでも、無機質な空間のみ。
諦めかけた次の瞬間、通路の先に見えたのは、非常灯の下で咲く本物の『花』。
お宝は、確かにあったのだ。
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