遊びに夢中 何でも夢中

小さな子どもって、今何がしたいかが全てで、後先なく


やってみたい!


それが欲しい!


気に入った遊びは時間を忘れてやり続け、


気に入らなければ簡単にほっぽり出す!


大好きな人と一緒にいたいとはっきり表現し、興味がなければ目に入らない!


安定をもとめる?


無難に生きる?


苦労は買ってでもする?


就活する時期の社会的子どもが、安定や無難さを求めるなんて、その社会が、そう教育しただけ。

教育というか、オリで囲む安全という名の縛り付け。

一つの洗脳。

少々言葉が過激ですが、そんな社会が今の日本だと思います。

そしてその結果、心療内科が大流行りで、20代の死亡原因1位が自殺という悲惨な結果。


そろそろやり方を変えなければ、

子どもたちの可能性の芽を摘むのを止めなければいけないのではないでしょうか。


「そんなことは、上手くいきっこないから、それは危ないから辞めなさい」

と夢中になっているオモチャを取り上げるようなことを、大人たちが止めなければいけない時なのです。


そして、小さな子どもの頃、

自分たちで考えた遊びに夢中になってた頃のように、素直な気持ちで自分の生き方を決めればいいんだよ、

と若者たちに言ってあげれる社会が、理想の社会だと、わたしは思います。


子どもたちはかくれんぼも鬼ごっこもお絵描きも夢中になれば本気です。


世の中の偉大なる発明家たちだって、そんな感覚で生み出してくれたのです。

今私たちが便利に使っている文明の力の数々を。


人はみんなそれぞれが夢中になれる生き方があると思います。


このような考え方が芽を出したのは、卒業前に再度、約3ヶ月ドイツにステイしたことが大きなキッカケだったのです。


ドイツから帰国した日、私は空港から帰宅の途につく間、奇妙な感覚でした。

なんか日本って病院ぽいというか軍隊ぽいというか、

なんとも暗く堅苦しく統制された雰囲気が漂っていて、

大人たちの目が輝いてなくて、

面白くなさそうで、

同じ方向に流れるように、

まるで行進のように歩いてて、

ドイツの街並みや人波とは、言葉では表現しにくい違いをハッキリと感じました。


このムードに慣れ染まってはいけない!

その時の正直な心の声です。


わたしは、ドイツに行く前に、就活で内定も取っていましたが、なんと、それを蹴って、フリーターになったのです。

当時では、四年制大学を卒業して、フリーターをチョイスするなんていうことは、世の中的には随分変わっていて、許されない風潮でさえありました。


でも、周りにどう思われるかよりも、

自分がどうしたいか、

どうなりたいか、

から発信した行動をとることの方が、大切だと思いました。

親や周りをどう納得させたかは、もはや覚えていませんが、

就職内定のキャンセルが、その後のわたしの人生のスタートだったことは間違いありません。



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