04-06-07 宋六 孝武廃明廃順帝
前廃帝は即位しても喪のさなかにあるはずが、傲慢さをむき出しとし、欠片ほどの哀れみの情も見せなかった。
孝武帝は親類を忌避し疑い、多くを誅殺したが、前廃帝の所業はさらにそれを上回った。その猜疑心は自身の叔父たちにもおよんだ。
明帝は在位八年で死んだ。明帝死後、太子の
劉昱が十歳で即位すると
後廃帝もまた無道で殺人を趣味とし、宮廷の内外は恐れ、憂慮した。このため蕭道成に弑逆された。在位六年であった。
順帝は後廃帝に対し決起し敗死した
「願わくば、生まれ変わるときには二度と天王の家になど生まれ落ちぬことを」
順帝およびその一族は、禅譲後皆殺しとなった。
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