03-04 桓帝劉志
03-04-01 漢九 桓帝劉志 1
「
八人の子がおり、時の人は彼らを八龍と呼んだ。特に六番目の「
県令は、こうした荀淑の名声から、昔いた名士の
荀爽が李膺の車の御者として働いた。荀爽は帰宅すると「李様の御者として働くことができた」と喜んだ。
同じく潁川人の「
荀淑の家に到着すると、八龍が代わる代わる現れて陳寔に挨拶する。孫である
陳寔が荀家に訪問した日、星見が桓帝に報告した。
「徳星が現れました。五百里以内のどこかで、賢人たちが集ったことでしょう」
陳寔がかつて
あるとき陳紀の子と陳諶の子とが陳寔にそれぞれの父のどちらが優れていたかを問う。陳寔は答える。
「兄、弟と区分けするには勿体ないほどだ」
後漢末期の名士、
後漢末のフリーダムオッサンにして抜群の文人、のちにいろんなひとから嫌われまくって殺される禰衡さんであるが、
数多なす名士の中でも、彼は飛び抜けた。
黃向(後漢)&陳寔(後漢)
後漢人の黄向は道ばたで金の入った袋を拾ったが、ネコババせず持ち主に返したという。
後漢後期の名士、陳寔が統治した町は徳によって治まった。そんな陳寔の家に盗賊が押し入ってくるのだが、陳寔は「やむにやまれぬ事情があるのだろう」と盗賊を諭し、改心させてしまった。
盗みはイクナイ。
後漢
同じく桓帝の時代、当時の名士である李膺は多くの人に慕われていたが、里帰りするときに船に乗せたのはただひとり、同じく名士の郭泰のみだった。このとき岸辺から見送った者たちは、まるで仙人の乗る船のようだ、と語ったという。
抜群の名士たちの交わり。
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