01-09-02 斉八 威王・淳于髡
「以前道ばたで豚足一本と酒一杯を捧げて豊作富貴の祈願をしておる農夫を見かけました。そのとき私は、またずいぶん少ない捧げ物で大きな成果を望むものだと思ったものです」
それを聞き、威王は淳于髡に更に多くのプレゼントを持たせて出発させた。
これにより楚をはねのけることは叶ったが、国力はやはり振るわない。そこで威王は「
賞罰を明らかにしたことにより、ようやく斉の国運が上向き始めた。
威王と「
輠というのは車の動きがきしまないための潤滑油を入れておく器。これをあぶるとそのうち油は溶けてなくなってしまうのだが、淳于髡の知謀は「いくら炙っても尽きることがない」。一つのキーワードで三日三晩語らせてもまったく問題ないレベルなのだという。
対する
見事な言説を提示するふたりだが、もうちょいマシな評価の仕方できなかったもんですかね……って思わせるところまで一緒なのが、また。
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