人生から得た哲学

第461話 映画 ブラックホーク・ダウン

この映画は1992年の東アフリカのソマリアでおこった

壮烈な「モガディシュの戦闘」を描いている。

※（米軍を中心とする多国籍軍とゲリラとの市街戦）

2002年の映画であるが、非常に多くの名俳優が多数出ており、

その迫真の演技力で、限りなく現実に迫るほどの

我々が知る事の無い。世界で起きている真実の争いだ。

主役である俳優は私は彼の、他の映画「30デイズ・ナイト」

で主役を演じていたから知っていた。その映画も好きである。

そして他の主軸であった出演者を紹介していこう。

多くの映画に出演している人達ばかりなので有名な作品を紹介する。

主役であるジョシュ・ハートネットはマット・エヴァースマン役で

出演している。彼の作品の中でも一番輝いた作品と言えるだろう。

俳優ユアン・マクレガー

スター・ウォーズ エピソード2/クローンの攻撃

オビワン・ケノービで出演した。

そしてこの作品から名俳優へと上り詰めた。

俳優トム・ハーディ

2012年の三部作であるバットマンの三作目である

ダークナイト・ライジングでは敵のボスとして

登場し、一瞬見ただけでは分からない程、体を鍛え上げて

出演していた。その他ヴェノム等もある。

ウィリアム・フィクナー

彼を知った人の多くは、テレビドラマのプリズンブレイクの

敏腕FBI捜査官であったアレクサンダー・マホーンだろう。

彼もバットマンの二作目に、少しだけ登場している。

アルマゲドン。パーフェクトストーム等でも

主軸の俳優として出演した。

オーランド・ブルーム

彼はこの映画にも出ていた。だがこの人を知った多数の人は

ロード・オブ・ザ・リングのレゴラス役で知っただろう。

その他、パイレーツ・オブ・カリビアンではウィル・ターナー役で

四作品に出演している。ホビットでも二作品に

レゴラスとして出演を果たしている。

ジェイソン・アイザックス

彼はアルマゲドンやパトリオット等もあるが、

ハリーポッターでのルシウス・マルフォイ役で出演している。

この作品で記憶に残っている人が多いだろう。

既に名俳優として活躍していたキム・コーツも主軸の役で出演している。

ウォーターワールドやサイレントヒル、バイオハザードIV アフターライフ

等にも出演している。

プリズン・ブレイクでも一話系出演などもしている。

ユエン・ブレムナー

特徴のある顔立ちなので、記憶に残っている人も多いだろう。

エイリアンVSプレデターにも出演し、パールハーバー等にも出ている。

ニコライ・コスター＝ワルドー

彼を知る人は間違いなく多いはずだ。

HBOのテレビドラマ「ゲーム・オブ・スローンズ」の

ジェイミー・ラニスター役で一気に知名度を上げたが、

この作品でも、優秀な軍人で、仲間を助ける為に

死地に向かい、死を遂げた。見事な演技力を演じている。

他にも大勢の名俳優が出ており、名優の集大成とも言える作品だ。

しかし、私が話したい事は別にある。この会話だ。

仲間内での１シーンだ。

ソマリアの話をしている中で分からない事があった。

そして部下が「本当ですか？」と上官に尋ねた。

上官は「エヴァースマンに聞け」と言った。

「原住民が好きなのか？」とエヴァースマンは問われた。

「別に好きじゃないが、敬意は払うよ」と彼が言うと、

他の仲間が「エヴァースマン軍曹は理想主義者なのさ。

今回の任務の意義を信じてる」と言った。

それに対し彼は言った。

「ソマリアの人々は仕事がなく、食料も教育も未来さえないんだ。

俺たちに出来ることは２つ。

彼らを助けるか——国が崩壊していくのをCNNで見るかだ」

それを聞き、仲間が言った。

「俺は戦う訓練を受けた。軍曹は？」

エヴァースマンは答えた。

「未来を築く訓練を受けたよ」

仲間たちは皆、笑顔になり、「まさに理想主義者だ」と言った。

我々は戦争も、その現場の現実も知らない上に、

ため息が出るほど、何ひとつ知らない。

私が戦争に対して知っている事は極僅かだ。

どんなに戦争を反対しても、

正義感的な理由をつけても、

戦争だけは、勝ったほうが歴史を作る権利を持つ。