第414話 マーク・トウェイン
“人生で一番大切な日は生まれた日と——生まれた理由が分かった日”
これは前文で最初に書いた言葉であり、イコライザーの最初に出てくる言葉だ。
前文は全ての人では無いが、大抵の人はそうであろうと言うだろう。
問題は“生まれた理由が分かった日”になる。
生まれた理由が分かった日、これをどう解釈するべきか、悩み処である。
運命的な出会いに近い、仕事や愛などは勿論の事、それだけでは生まれた理由として
は小さすぎる。大勢が出来る事が、仮に生まれた理由だと思い込んでいる人は
間違っている。人間に生まれた時点で、多くの出来事が起こる。
そして生まれた理由が何か分かる為には、人生を過ごさなければならない。
分かれ道の楽な方の道では無く、苦悩する道を敢えて、選ばなければならない。
それにより、自分とは何かを知るに当たり、分かれ道の1つや2つ程度では、
何も見えない。見る為には、数多くの事に触れる事によって、
自分の一番適合している何かしらに触れる。いきなり触れる事は難しい。
しかし、そのような物に触れるきっかけが出来たら、後は進むだけだ。
一度成功したからといって、次の分岐点で楽な道を選んではいけない。
厳しい道を選ぶ事によって、人間は最後に気づく。それが死に様だ。
どんな人生を経ていても、死に様が毒々しいと、全てが崩れる。
いい死に様を求めるなら、いい生き様で生きていかなければならない。
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