第367話 マイケル・ジョーダン
“目標を達成するには、全力で取り組む以外に方法はない。そこに近道はない”
彼の言葉はいつも思うが、実に哲学的な発想を言葉に出来るスポーツ選手としては
珍しい人物である。視点も第三者からの視点で自分を含めた上での言葉が多い。
この言葉は己が苦境に立たされていた時の言葉か、
目標を達成してからの言葉かのどちらかであるが、
目標を達成できたことに間違いはない。何事もそうであるが、近道は無い。
コネクション等の近道は実際に存在するものだが、近道をしただけ、損をする。
生きていれば必ず難関は訪れる。それは全ての人間に言えることである。
そして難関を乗り越え続ける事が、自分の人格や、色々なものに影響を与える。
だからこそ、達成した時の喜びが生まれる。
仮に不正で、達成したとしてもその愚かな行為を忘れる事も無く、後悔の日々を送るだけの人生になるだろう。
常に頑張れとは言わない。自身で本当に可能な限り頑張って行く事が大切だ。
無理をすれば、体も心も疲れる。
頑張ることによって、その人それぞれの許容範囲も変わってくる。
難関を幾つも乗り越えた人と、今から挑戦する人では頑張れる限界に違いは出る。
許容範囲を広くすることで、多くの事に触れる機会も訪れる。
それが何かは分からないが、自分を成長させた先に見えるものであって
今現在は分からないものだろうと私は思う。
よく何かの達人が、一生かかってもゴールは出来ないというのは、
ちゃんと理解している人だから言える言葉である。
どこまで行っても終わりは無い。それは悲しい事では無い。
そういう多くの人は、人生を愉しんでいるからそう言える。
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