第355話 第三次世界大戦

 アメリカのバイデン大統領は昨日、ウクライナに化学兵器を使えば、後悔する事になるだろうと内容の発言をしたが、ウクライナに対してアメリカ軍を送る事も絶対にないと発言した。


そのアメリカの言葉はある意味、ロシアの動きに対して、アメリカにしては弱きな発言だと言える為か、ロシアの侵攻は速度を増すばかりである。ウクライナ以外にも進行を始めた。


戦争であるが故、私が聞かされてきた真実の第二次世界大戦にも軍医として行った、話を聞かされていた父の意見に、私も同意する形ではあるが、戦争というものは何でもあり、なのが現実である。


世界で一応、やってはいけない基準を決めてはいるが、実際強き国が定めたに近いものであり、人間は精神の限界まで来ると、何でもしてしまう生き物だ。状況時代でコロコロと変化する、戦争に関する法律的なものは、あって無きものに等しいのが、現実だ。


アメリカが手を出したら、第三次世界大戦になる。それを避けようとするのには個人的な意見も無い訳ではない。アメリカのバイデン大統領のこの時代に、第三次世界大戦を引き起こせば、歴史にそれは刻まれる事になる。それは非常に避けたいのが本音であり、仮に勝つとしても、多大な犠牲を払う事になる。日本はミサイルを落とされるまでは何もしない。それは法律だからだ。


大勢の犠牲がでなければ動かないという矛盾。そしてこちらから攻勢に出ないという事を守るのであれば、それは各国に責められる事になる。日本はもうお金がない。ウクライナに対して資金援助をしたがたったの一億しかしてない。これは日本にはもうお金が無い事を世界に言っているようなものである。


町が破壊され、多くの犠牲者を出している国単位で、犠牲が出ているのに対してあまりにも少ない額である。


仮な話、三月一日に志願兵が渡っていたら、人質に取るように動いていたであろう。無理そうなら殺されていただけで、日本という国に対して、マイナス面しか残さず終わっていたのが現実である。


我々は戦争を知らない。知らないからこそ、そういった勝手な行動に、出ようとする人間が多い。冷戦も終わった事は無いのが現実だ。それをまた、再び冷戦に突入する可能性があると言っている日本の権威だけしかない日本人も情けなすぎる。


冷戦が続いていた事はスノーデンによって真実が公表された。そしてそれはすぐに映画化された。アメリカが出向いた国に対して、コンピューターウィスルを仕込み先進国を始めとする、ある種の弱みを見せた国々に仕込んだ。そして逆らえば全ての機能が停止される。日本全土の電力が使用不能にするウィルスを仕込んでいたのが現実であった。


元アメリカのオバマ大統領が日々、白髪が増え、顔つきも疲れた顏をしていたのに、頭の中にスノーデンの死の報告が来ず、逃げられ続けていたからである。


日本人は戦争を知らなすぎるが、物資の値上がりはもう止められない。それも数種程度では無く、多くの物が値上がりする事になる。日本は輸入大国である。殆どの品は輸入に頼り切っている国だ。世界から物が少なくなれば、当然、需要と供給のバランスが崩れて値上がりする。


小麦が値上がりするということは米にも影響を及ぼすという事になる。波紋のように殆どの品が値上がりするのは、代用品として使う物も減るからである。全ては繋がっているという事を知っていれば簡単に分かる事だ。


そうなると、というかウクライナ侵攻時の瞬間から、世界は動いていた。買い占め、や株、株などは叔父も会社の一部としてしているが、平常時でも、一秒で数億円が行き来すると言っていた。今は平常では無い。皆が損をする事は、宇宙船でも来ない限り、無い。戦争の裏には当然、武器や弾薬、兵器、軍事に関わる会社は潤う。その他にも特をする会社もある。


ただ多くの人が、打撃を受ける。だが戦争を長引かせたいと思っている人もいる。

色々な複雑な問題の上に立つ戦争。独裁者、脅し、人質、戦争が始まるきっかけは多数にある。だから戦争が終わる事は無いのだ。ウクライナは最初、病院を爆撃した。そこは軍の隠れ家だからと言っていたが、1,2日後の昨日には小学校や幼稚園などにも爆撃を開始しだした。


アメリカは動かないと断言している。動けば第三次世界大戦、動かなければ数カ国は制圧されるだろう。


英断力というものは、才能のひとつだ。誰もが出来るものではない。

この戦争が終わりを迎える時には、多くのロシアの要求を飲まされる事になるだろう。

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