第343話 戦争が無くならない理由

 正直、私にとって戦争はどうでもいい。法律が変わり、軍隊になれば関心を示すが

残念ながら日本で法律が変わるには、無駄な意味の無い時間が多すぎる。私は関心が無い訳では無い。だからこそ、色々な事を知っている。どこでどの知識が役立つかは分からないからだ。


今の法律では仮に、どこかの国が東京に攻めてきたとしよう。あくまでも仮だ。

皆は信じられないだろうが、すでに東京に上陸されている状況でも、戦車や軍の部隊が高速道路を使う場合、お金を払わないと通る事が出来ないのが現実だ。


これを聞いて、ウクライナ問題が、如何に日本と無縁かが、常識のある人なら分かるだろう。信じ難いが事実である。今まさにウクライナよりも日本のほうが危ないと言える。現実的には今現在はウクライナだが、このような馬鹿らしい無茶苦茶な国は世界中でおかしいと言われている。


アメリカが日本に勝ち、再び力を付けさせない為にアメリカは日本に対して色々した。財閥解体もそのひとつであり、私の一族も財閥解体された。アメリカが定めた法律が殆どである為、アメリカが声を大にして、日本の法律がおかしいとは言えないのが問題である。


アメリカが擁護し、そして軍隊を持ってはいけないと定めたのもアメリカであるため、軍事力はあっても戦争を仕掛けてはいけないのが法律だ。仮にミサイルを撃たれても、日本にはイージス艦がある。イージス艦とは防衛ミサイルを搭載しており、うちこまれても迎撃可能な非常に優秀で、ミサイル以外もレーダーで捉えて破壊できるそして、アメリカが断トツで保有している数は91隻で、第二位は日本で6隻ではあるが、それほどまでに有能なのである。


当然、世界中から何度となく叩かれているが、アメリカが定めたのはもう遥か昔だが、アメリカは当然ながら強くは言えない。そしてこのイージス艦は特に防衛に特化したものであるが故、それも問題になっている。自衛隊という形を取りつつも、非常に強力な兵器を保有している。


これらの問題を解決しない限り、日本が戦争の最前線に出ることは無い。


私は小さい頃から、戦争や政治の事を聞かされてきた。そして成長し自分でもいろ色調べてみた。ある人が言っていた。人間は3人以上いれば意見が分かれるのに、戦争に関しても、アメリカがトップにいるから反対派も存在する。


しかし、水面下ではもう長い間ずっと戦争は続いている。

日本人はまず自国の事を知るべきだ。そして正義や悪があるような世界は漫画の中にも存在しない。進撃の巨人の最後に数年内に再び軍隊を各国が作り出した等の文章が書いてあったが、それが真実だ。


あの言葉は人間の本質は変わらないと、主人公があれほどの事をしても、結局は人間は同じ事を繰り返すものだと、読者への作者の本当に思っている事をメッセージとして書いたものだと分かる。


ハンターハンターのネテロも同様だ。戦争と人間は斬り離せないものだ。

富樫氏も理解しているからこそ、人間の悪意が尽きる事も落ち着くことも無いと言っているように私には見えた。戦争とは我々のように何も知らない人間が軽々しく口に出していい物では決して無い。


我々ほど甘い世界は、世界には存在しない。それは今の日本を知れば酒が欲しくなるほど悲しい真実である。

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る