　宗教の話の次くらいに、終わる事の無い、答えもないものは結婚に関する哲学論で

あると私は思う。多くの人がそれぞれ結婚に関して、言葉を残しているが、他の哲学

論とは違い、個人的な意見ばかりが目立つ。そして否定的な意見のほうが、多く見ら

れる。他の事と大きく違う点は、性格や趣味趣向、思想の不一致などから、

愛が消えている人々の言葉が多い。私としては不快である。

答えは確かに無いと言える。個人的な意見が多すぎる事と、明確にひとりの相手に

対する思いを述べているから、どうしても偏った意見が多くなってしまう。

他の哲学の言葉と大きく違う点は、すでに諦めている意見内容が多く見られる事と、

個人的な意見が大半を占める事を、言葉として残してしまっていることだろう。

ここで大きな矛盾が生ずる。愛とは素晴らしいと説いていながらも、

結婚に関しては否定的な意見を言っている者も多数いる。

それは愛と結婚は、全くの別種であるのだと、かれらが言っていることだ。

結婚対する意識の差も大きく見られるが、そもそもが一個人的な問題を、

公表した所で、私的にはそれはあまり意味を成さないと考える。

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