第140話  ウィリアム・シェイクスピア


“天は自ら行動しない者に救いの手をさしのべない”



行動を起こさない者には、誰も助けてくれないというものだろう。

当たり前の事だが、言葉で見るといつも思う。


言葉にすることによって再認識しているせいか

当たり前だと思っているのか。


何もしなければ誰からも関心を持たれないし

まるで生きながらに死んでるように思える。


私の実体験から、色々な事がありすぎて

何とも言えないが、経験しないと理解できない事を


理解してもらうには同じような実体験をしなければ

しっかりと理解はされない。


これは旧友の話であるが、彼は私にしか相談できないと

何時も言っていた。それは境遇が似ているからであって

実体験の内容も似たようなものだからだ。


私も含め、そういう人間は数人いる。

お金はあるが、すでに死んでいるに近い人たちだ。


お金は持ちすぎるのはあまり良くない。

何でもお金で解決しようとするからだ。


だから私はお金では動かない。

人の心でしか私を動かすことは出来ない。


奴らにとって私のような存在は一番面倒だと

私は知っている。


私は運命や使命など信じているほうだ。


それも変更可能だと思ってもいる。


生きている限り舵を取るのは自分だからだ。

自分さえ見失わなければ、未来も変わるし

困った時に共感できる人に相談もできるだろう。


絶対ではないが、意味のある行動こそ大事である。

それが人間の生きていく上での糧でもあるからだ。



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