第10話

「そんな中で、あんたは異質よ。

大体が集団と馴れ合わず、ひとりぼっち。

服装だって、流行を追わず、髪型も

美容室で切ってないでしょ、って

髪の毛ね、、、?少しは...外見の手入れ、、

したらどうかしら?」


「ほっといてくれよ。

俺は数学の予習をしてんの。特待生でいつづけるには、努力しなきゃいけないの。

うちは貧乏なんだから」


「あ、もしかして、貧乏だから

外見地味にしとくのか、、ごめん、そっか...」


「だからな、、俺に構うなよな」


「他の男子どもと違って面白いなー、

と思って声かけてたけど、、

他人と違うこと、平気でできてるって

凄いなと思う...」


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