5・3 GW 南伊豆特別編
親愛なる読者の皆様、愛してまーす!
毎度お世話になっております。きひらでございます。
皆さんは黄金週間をどのようにお過ごしでしょうか。3年ぶりに規制なしということで休みを満喫している方も多いと思います。
さて、そんな中、我社の休みは三日間だけです。月曜火曜水曜です。特に予定もなくダラダラ過ごしてたんですよ。そしたら火曜の昼に息子から
「あのさぁ、明日の朝○○○に行かない?」
とリクエストが入りました。
予定は無かったのですが天気もいいので、またしても南伊豆に極上天の川を見に行こうかなと思案しておりました。でもGWだし、混んでそうだし、と決めかねていたんです。
実は○○○とはここ数日気になっていた場所で、南伊豆に比べたら全然手前。
「よし!行こうぜ」
毎度のことながら父と息子の行き当たりばっ旅が立ち上がったのでした。
「どうせ○○○に行くなら夜明け前に行きたいな。だから四時には現着していたい。で、すごく中途半端な時間に出るようになるから、もし他に寄りたいところがあれば早く出てそこに寄るでもいいよ」
僕の言葉に息子か即答した。
「行ってみたいところはあるけど多分即却下されると思う」
「どこだよ? いいから言ってみ」
子供の行きたい所には連れて行ってやりたいと思うのが親心でございます。彼の希望を叶えるべく聞いたところ、
「灯台のとこ」
「え?…………」
聞くと、僕が感動したって言ってたからどんなもんか見てみたいのだそうです。
父は心のなかで泣きながら覚悟を決めたのでした。
ちなみにGPVをチェックすると4日の朝は快晴。薄雲が広がることも無いようです。
うちの息子くんは僕の洗脳により、星空を見るのが好きなんです。毎年夏には一緒に天城や野辺山、清里へ流星群を見に行ってます。そんな彼にあの天の川を見せてあげたいと思うのは自然なことですよね。
今回は高速や自動車専用道路も迷わず使いました。それでもさすがはゴールデンウィーク。東伊豆の海沿いを走る国道は交通量が多かったです。まぁ、渋滞するわけではないのでいいんですけどね。
そして下田の市街地の手前で左折して爪木崎へ。須崎の御用邸の横を通ります。
ゴールデンウィークのど真ん中。3日の深夜。さらに快晴ですから多くの星景写真家の方々が来ているのだろうなと思ったら、案の定駐車場には車がいっぱい! やれやれと思いつつ車から降りると毎度おなじみの星星が輝いています。息子も空を見上げて「スゲー」と興奮気味です。
そしてそこから徒歩10分、爪木崎灯台に到着しました。うひゃーというくらいの人で賑わっています。皆さん立派なカメラを三脚に取り付けて撮影をされていました。
やはりいい場所です。
しばらく堪能してからユウスゲ公園へ向かいました。前回と違い駐車場には車が停まっています。やはり連休と晴天ということで天の川の写真を取りに来てる方がいらっしゃいました。
以前に書いたかもしれませんが、ここから階段を登るのです。で、足元がよく見えない暗さですからひたすら足元を見ながら登ります。そして登り切ると、
ばーん!!
と、とんでもない星空が広がっているのです。
「ヤバっ…………」
と言ったきり無言になる息子。
そうです、それは正しい反応かもしれません。
スマホで写真撮影しつつ寝転がって星を見てました。
でね、今回感じたことなんですけど、天の川の銀河感が半端ないってこと。
天の川って僕らのいる太陽系がある銀河の姿なんですが、見え方としてはモヤモヤっとした雲みたいなものが見えますよね。それがね、この日は「あぁ、銀河を横から見てるんだ」というのが感じられたのです。当たり前ですが見た目の大きさもバカデカイわけです。ちょっとカルチャーショックでした。
中学生の頃から星に興味を持ち始めてずっと見てきましたが、この歳になって新たな発見があるって嬉しいことですね。
さ、こちらもしっかり堪能しましたので、いよいよメインの目的地へ向かいます。
【続く】
あ、あまり前回と変わり映えしませんが、天の川の画像を後ほど近況ノートへ貼っときます。
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