第13話 GB危機一髪?

ベビーバスを卒業した娘と一緒にお風呂に入っていた時の事です。

「100数えたらでようか」

「うん」

「1 2 3……100」

数字の練習も兼ねて100数えるのですが、私自身熱いのが苦手で時々フラッとする事があるのです。


この日も浴槽からでる直前にタイミング悪くフラつき娘を巻き込みそうになったので、体勢を整えた時だった……滑って浴槽の縁に股を開いて座った様な体勢となり、ゴールドなボールを潰しそうになりかけた!

何とか回避したと思った瞬間……上から支えきれなかった娘の尻が落ちて来ました……


麺やパン生地を伸ばすように押し潰されるGB。

それでも娘は守り抜き無事におろした。

最後の力を振り絞り母を呼ぶ。

「母ー助けて!!!」

「どうしたの?何があったの?」

「……娘を頼む……」

そう言って風呂場で倒れピクピクしていました。


結果的には潰れはしなかったのですが、男性にしかわからないこの世の地獄を体験し、何とか生還しました。特にオチも何も無いのですが、日常にも危険は沢山潜んでいるので、皆様方もご注意ください。

楽しかった日常の1シーンが惨劇へと変貌するかもしれません。

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