創作国家
【創作国家】※ご利用の際は一言お願いします
ヴァクウァク共和国
Repoblikan'iVakvak
【概要】
豊かな自然と土壌に恵まれた南の島国。人口は400万人(うち半数が首都メリナに住む)ほど。生息する生物の8割が固有種(これでも人間の上陸によって減っている)で、生物学者や自然愛好家からは人気がある。
国家としての歴史は500年程度と浅いが魔法使いであった女王の辣腕により列強国からの侵攻を退け、無血で独立を保った過去を持つ。しかし女王の死後は著しい産業革命下で置き去りにされ、独自の生態系を維持するために開発を抑えているため後進国となった。なお現在は共和制に移行している。
一方で自然への信仰心が篤いため法律上で徹底した環境保護が行われ、海外から輸入した技術も環境の維持に割いている。国民も資源の浪費を禁じられ、国中に配置された監査官の手で定期的な調査が行われる。国民の6割は貧困層かつ、時に旱魃や洪水に襲われるが意外にも国民幸福度は低くない(ただし賃金が低いため技術者や研究者は流出しやすい)。
【環境】
島自体は熱帯に属するが、中央に坐する高原地帯の影響で東部・中部・西部で全く環境が異なり、生物多様性に影響を与えている。
東部…夏季に雨季が、冬に乾季が来る。稲作に向いている
西部…冬季に雨季が、夏に乾季が来る。米作に向かないため、ユカイモやカロイモを主食としている
中部…熱帯山岳気候。夏は暑く、冬も寒い
【産業】
国民の8割は農民。バニラなどの香辛料、コーヒー豆が主な輸出品。
燃料になる魔石も島中に多く埋蔵しているが、やはり環境維持のため大規模な採掘には至っていない(加えて貧国ゆえに経済的余裕もない)。
自国で生産できない機械・魔具は輸入に頼っている。
【教育】
識字率は男女ともに5割程度。年齢層が上がるほど識字率は低下する。
義務教育制度が導入されたため改善されたが、現在でも高等教育を受けている者は総人口の1割未満。大学は存在するも高額ゆえに裕福層しか行けない。
【その他】
・総人口の5割が未成年
・出生率は6割
・文化的に母権社会であるため女性が強い
・国民性として、女性は積極的で勤勉。男性は謙虚で献身的
・健康寿命は女性が70代前半、男性は50代後半。平均寿命は+5歳ほど
・独自の言語を持つが文字はないため、書類は輸入したビーチ文字(後述)を用いている
・精霊信仰者がほとんど
ホルスロンド帝国(以下HRC)
Horslond einīg cyingdom
【概要】
本国南部は石灰に恵まれた比較的肥沃で平坦。首都ウィートヒル(Whithillll)はこちらにある。北部は険しいが魔石に恵まれた山岳地帯。人口は本国のみで500万人、属州を含めると5億人ほど。
天空神を父とする双子の馬神によって作られたことから「ホルサ(牡馬)」の「ロンド(土地)」と名付けられた。嘗ては小規模な部族国家の集合体であったが外交、宗教政策や戦争を通して地道に統一・拡大した。地下資源が豊かなヴァクウァク王国も狙ったことがあったが、当時の王国は近代化が進んでいたことや、他国との競合、そして国民性から領土にしても見返りが少ないと判断したため手を引いた。
魔石と石炭(当時は燃料としての需要が無かった)を混ぜることで安価な燃料の産出に成功。かつ同時期に発明家たちが続出したことで著しい発展を遂げた。後に複数の地下資源も発掘し、怪物的生産力や極めて高い教育水準、優れた軍事力を得た一方で貧富の格差は拡大している。
急速な発展による環境破壊と、医療の発展による人口増加により資源枯渇問題に直面し、現在は世界中から技術者を募って再生可能な燃料の実用化を図っている。
【宗教】
国教は定めておらず、各国にも信仰の自由を認めている。但し本国の王家はイルミン神話に基づいた多神教信者と決められる。国家には精霊(アールヴ)より神託を賜る巫覡(ウィッセ)が居り、本国内の祭事を主催する。
【補足】(参考になれば幸いです)
・地代・家賃がシャングリラの中でも極めて高く、一軒家を持つことが金持ちのステータスになっている
・文字はビーチ文字(似非ルーン文字)。古代はブナの木(beech)に文字を掘っていたことからこの名が付いた
・コンセプトは「アメリカが独立しなかったイギリス」「ラテン系国家の影響が少ないイギリス」です。あくまでもコンセプトなので細かく考えていません。
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