第4枠 初配信と出会い

初めて配信枠を開き、緊張が走った。

人は来てくれるだろうか、

来てくれたとして自分が歌って下手だと思われないか?

様々な心配からだった。


だが、人気配信者になって、

彼女を作りたい!

という思いが春輝を動かした。


しばらく歌っているとついに1人目の視聴者が入った。

名前は麻維(まい)さんだった。

上手だしイケボですね!とコメントが来た。

春輝は、褒めてもらえたことを素直に嬉しく思った。


春輝のプロフィールをみて高2であることを知った麻維は、

え!同い年じゃん!とコメントをした。


まじ!? 今歌えたら歌ってくれない?と春輝が聞くと

今は歌えないと麻維に言われたので

明日の春輝の配信で歌ってもらうことを約束し、

枠を閉じた。

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る