本当に怖い宇宙世紀

まずは記憶を頼りに解析してみよう

第1話・はじめに

　唐突ですが、富野監督はおヘソが盛大に曲がっています。

　しかも宮崎監督と同じビョーキにかかっています。

　このままでは謎を謎のまま墓場に持って行かれてしまうので、できればお互い生きてるうちに答え合わせをしたいんですよ。

　おそらく監督は話の深淵をスタッフに話していません。それでもヒントを本編にちりばめなければならないので、それなりに印象に残るシーンやセリフ、そして重箱の隅より、あらすじに伏線があると思い追ってみました。

　幸いなのは宮崎作品と違ってTV放送が多かった事です。監督が秘密を隠しつつ本筋を貫くには、重要なシーンを凝縮する必要があるんです。だからこそ名台詞などにヒントがあると考えていますし、実際そうなっていました。

　怪しいと睨んで、どこからどこまで干渉していたか試行錯誤を繰り返したら、なんと一から十まで全てでした。

　ガンダムは戦争モノなのに、敵も味方もありませんでした。

　富野監督、やりすぎです！