【予告】『リカちゃん20XX ~時代錯誤(アナクロ)オバケの大逆襲~』
●●● ●●● ●●●
「あたし、もうメリーさんは廃業しようかと思って。これも時代だよね」
未来を生きるオバケ達の、
「サダコ先輩も大変らしいよ。最近じゃ部屋にテレビすら置かない若者が増えたって」
テクノロジーの進化に、オバケはどこまで付いていけるのか――
「あなたはどうするの? リカちゃん」
「電話もリアルもダメなら、ネットでバズらせるしかないでしょ」
●●● ●●● ●●●
「『リカちゃんROOM』? なんだこれ?」
「わたしリカちゃん。今、あなたの部屋の前にいるの」
「普通にカワイイじゃん! 握手してー!」
●●● ●●● ●●●
「アイドルデビューかぁ……。まあ、作者が作者だけに結局こうなっちゃうんだよね」
『超絶カワイイ! リカちゃーん!』
「今日は、今をときめく炎上系オバケ、リカちゃんさんにスタジオに来て頂きました」
「21世紀にもなって口裂け女とかバッカじゃねーの? 怖がるならあたしで怖がれよ、あ・た・し・で!」
●●● ●●● ●●●
「なんでメリーちゃんが消えなきゃいけないの!?」
「人に忘れられたオバケは、消えていくしかないんだよ……」
「冗談じゃない。あたしがゼッタイ救ってみせる!」
●●● ●●● ●●●
『リカちゃん20XX ~
「リカちゃんさん! 日常的に男性の部屋に出入りしていたというのは本当ですか!」
「うっさい! オバケにも色々あるんだよ!」
――20XX年夏、大炎上!
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます