第2話

突然のことに俺はビビった。

陰キャの俺の家の呼び鈴が鳴った。

寒い冬のできごとだった。


「誰だよ、こんな時間に...!」

両親は二人して共働き。

何しろ俺が生まれたときから貧乏だから

働きづくめであんまり家にいない。

今日明日、明後日...位まで父さんも母さんも

出張でいない。

オンボロアパートに俺ひとりだけ。

だから。

真夜中22:00の呼び鈴がめちゃくちゃ不気味だった。

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