新たな論争の始まり

◼︎知っていますか!?「始まり」の小説はマナー違反です!


 作者の皆さんは、短編小説を書くときについつい「始まり」というテーマを使ってしまいがちではないでしょうか。恋の始まり、伝説の始まりなど、「始まり」を軸にした話は短編にまとめやすく、手を出しやすいと考える人も多いかもしれませんね。


 しかし、「始まり」というテーマで小説を書くことは、れっきとしたマナー違反なのです。

 なぜなら、「はじまり」の音は「恥」に繋がり、読者の方に恥をかかせることを連想させ、縁起が良くないからです。


 それに、「まり」という音からは、まりつきの「鞠」を連想しますよね。これは、空気ばかりで中身がなく、ぽんぽんと簡単に弾んでしまう軽薄な様子をあらわしているとして、真面目な文芸創作の場では使わない方がいいとされています。


 この春から新しく作者になる皆さんは、人前でうっかり「始まり」の小説を書いてしまわないように気をつけましょうね。



◼︎知って得する! 失敗しないテーマの選び方


 「始まり」をテーマにすることがマナー違反であると述べましたが、では、どんなテーマを選べばマナー違反にならないのでしょうか。


 実は、「始まり」の逆である「終わり」というテーマは、とても縁起が良いとされています。なぜなら、「おわり」の音は旧国名の「尾張おわり」に通じ、織田信長、徳川家康といった誰もが知る偉人の出身地を連想させる、めでたい言葉だからです。


 皆さんも、これからは、安易に「始まり」をテーマにするのではなく、縁起の良い「終わり」をテーマに短編を書くようにすれば、作者として一目置かれる存在になるかもしれませんね。



◼︎文字数ぎりぎりまで書くのもマナー違反!


 また、短編のコンテストで、2,500字まで書いていいと言われたからといって、その通り2,500字ぎりぎりまで文字数を埋めて出すのは、主催者や読者の方に「欲張りで浅ましい」という印象を与えかねないため、控えるべきでしょう。

 あえて半分以下の1,000字前後に抑えるのが、良識ある社会人のたしなみとされています。



 いかがでしたか?

 簡単なようで奥の深い短編小説の世界。意外と気付いていないマナーが沢山あって驚かれたかもしれませんが、これらのことをバッチリ押さえて、主催者や読者の方に失礼のないように振る舞いたいものですね。


 このブログでは、これからも皆さんの役に立つ情報を色々掲載していきます。今回の記事を気に入って頂けた方は、ぜひ下の応援ハートを押して、またTwitterでも拡散してくださいね!




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