チュートリアル…6

ユーシンさんのスキル的には剣じゃなくて銃だよな?

えっと…。


「まって。銃多すぎ」


どの銃がいいのか何も分からん!

というかこの銃が光っている色はなんだ?

青、黄、赤があるんだけど…。


「信号?」


なわけないか!だとするとなんだろう?

とりあえず青色から。


「えっとハンドガンっぽい?威力は…」


バンバンと構えて撃とうとすると弾を補充してくださいとでてくる。


「弾を補充?…あぁ!これか!」


倉庫の端っこの方に置いてあった青色の弾を拾う。

その横に黄色の弾と赤色の弾が置いてある。

あー!なるほど!銃の光っている色と同じ色の弾を使えばいいんだな!

それから数発的に向かって撃った。


━流石は新人科学者くん!是非ともその力をもって魔法使いを捕縛してきてください。何か分からないことがあったらいつでも話しかけてくださいね。基本的には倉庫の左隣にある管理人室にいますから。それじゃあ期待していますよ。


「お!これでチュートリアル終わりか!?」


━先程の選択画面に戻り、魔法陣営側訓練場に入りましょう。


「裏切るの早くない!?」


戻るのボタンが早く押せといわんばかりに光続ける。


「いや!押すよ?押すけど!なんかなぁ…?」


なんかサッカーの共同合宿みたいな感覚になるなあ。

隣同士で仲良くなったのにチーム発表されたら敵だったみたいな?

やるせない気持ちになりながらも俺は戻るボタンを押し、魔法陣営側訓練場に入っていった。

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