夏の寄港;シュールを探す旅
立夏 一介の石のように
彼の岸に辿り着くのはいつとも知れんが、こうして寄港を繰り返しながら逝くあてもなく『銀河』を彷徨っておる。
うむ。いつもの駄洒落じゃよ。
ワシは何処にでも馴染むフリをして何処にも属さない。大地から離脱した一介の石のように、水に流されながらも決して大河には溶けずに生きている。
何処にも留まれないのじゃ。
そうした変化こそ旅の醍醐味。
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