〈ユア視点〉






私が気づいたのは…

相馬先生が私を好きだと気づいた話を

先生から聞いていた時だった…






 「噂話してる看護師にもイライラするし

  診察室に帰ってきたらいない結愛君にも

  イライラしたし、休憩室までの廊下の

  長さにまでイライラしていたんだよ!笑」






三好先生に初めて会って自己紹介の挨拶をした日

先生は私を数秒見た後に不機嫌な表情を見せたから

(何?)と思ったのを覚えている…




朝早く一人で開院準備をしている時も

早く出勤してくる先生は朝から不機嫌だったし…




ミスをしてなくても私を見ると

眉間にシワが入りいつも…不機嫌だった…




きっと相馬先生のイライラが三好先生でいう

不機嫌だったんだろうとなんとなく理解した…






( それに・・・ )






「・・・まだ、教えてあげません…」



 


ミヨシ「・・・・・・」





「三好先生…ヤキモチで私を追い込んだから…笑」





ミヨシ「はっ??」







事務長の話声はよく響いてたまに

整形の診察室にまで聞こえてくる時がある…

精神科の診察室は事務所にもっと近いから

よく…聞こえていたはずだ…




あの日…事務長のあの言葉に

ヤキモチも妬いた彼は事務所に乗り込んで来て

河辺先輩に私の事を厳しく指導しろと言って

当番医に無理矢理だした…




その仕返しに

もう少し教えてあげない事にした…






「もう少し悩んでください…

  そして当てれたら…私がご褒美あげますよ?笑」





ミヨシ「立場逆転かよ…」






「ふふ…チャンスは3回です…当ててみてください」





♡おまけFIN♡

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