エスパーキル

アカサ・クジィーラ

モノローグ

 A国...


 未だかつて打ち破ったことのない要塞、イエール要塞。


 そこに逃げてきたとされるの亡国者。


 彼はとある国に命を狙われていた。そのためか、その要塞にはじめての侵入者が訪れる。


彼は漆黒に包まれており、我々兵士を皆吹き飛ばし、そして彼の元へたどり着いた。


広大かつ分厚い壁をもつ要塞を、突き進む。


たくさんの兵士を、手に持つ”ナガンM1895”を撃ちつつ、彼らの銃弾をヒラリっと避け、あの亡国者のもとへ着いた。


彼はすでに意気消沈としており、死期を悟ったような顔をしている。そして、そのは彼の眉間を狙い、撃つ。


 



彼を殺した本人こそ最強の殺し屋、”BLACK”である。



 ■



 そして、あの事件から数日後、彼の元にとある一切れの依頼書が来る。そこに書いてあった依頼とは、今までの殺し屋が度々その依頼を受けてきたが、により全て失敗してしまった、ゆえに今まで殺しの成功率100%のBLACKが依頼されたのである。


しかし、のちに彼はことをその時の誰もが思いもしなかった...

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