前向きな言葉をかける訳でもなく、ただ話をするだけ。でも、それだけで死のうと考えている人たちは救われる。夜明け前が一番暗い(it's always darkest before the dawn)、と言う言葉を表した小説です!「死ぬな」とか「前を見ろ」とか、そんなありきたりな綺麗な言葉は、この小説にはありません。本当に、話を、会話を、コミュニケーションを取るだけで、気は楽になるということを教えてくれる小説です。是非、一度は読んでみることをおすすめします!