元カレ離れ日記

@rasya

プロローグ

彼を毎朝、物理室で待つ私。

今日も来てくれないみたいだ。


私は高校三年生。もちろん彼もだ。

そして、大学受験を控えた受験生である。


私が毎朝、物理室に行くのは理由がある。

初めは彼が毎朝物理室にいたのだ。そこへ、私が毎朝、彼と話したくて行くようになった。最近になって、彼は物理室に来ることが減ってきた。だから、今は私ひとりだけがいる。


きっと、共通テストまで残り100日きったから、彼も忙しいのだろう。


私は、、、彼と同じ大学・学科を目指していた。

が、私はそれとは別の道を行くことに決めた。

理学部から映像学科へ変えた。私は大好きな数学を諦めて、CGを学ぶことにした。


彼が好きで得意な数学を諦めて。

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