第18話ある日の嘘

僕はある日もうすぐ店長の奥様が誕生日って言うことを聞いたんですよ。これは奥様にも普段からお世話になっているんで何かしらプレゼントをしなければと思いました。その時ちょっと金欠で爺に事情を話してお金を借りました。よ~しこれでプレゼントを買うぞーって。張り切って三宮に出かけました。久しぶりなんでアニメイトとか駿河屋でも見るだけに寄るかって。あーいいなぁーー色々あるなって見てたら前から凄く欲しかったフィギュアが出てたんですよ。ヤバいどうしょう、でもダメだ。でも欲しい。そこから葛藤がはじまりました。欲しい欲しい欲しい!気付きました。爺を騙せばいいんだって。それでだいぶ遅くなるけど来月渡せばいいんだって。持って来るの忘れたって3回くらい言ったら忘れるだろうって。でも最悪な事が起きたんですよ。爺が店長に僕がプレゼント買ったんだよって言いやがったんですよ。これはヤバい。顔が青くなりました。店長にアッ玄関に忘れたって誕生日の日と次の日も言いました。ずっとドキドキしてましたが誕生日から3日後同じ嘘をついた時に店長が爺に言いました。コイツ嘘をついてるって!爺は言いました。まさかそんなんある訳ないよって。こんな嘘つくかって。ホンマコイツだけは楽勝って思いましたが店長の顔見てビビリました。今からお前の家に貰いに行くって。僕は観念しました。ここで僕は奥義を使いました。泣いたのです。しかし爺には通用しましたが店長には無理でした。嘘泣きまでバレるとは。さすが店長。奥様は呆れてました。この話はバイト仲間すべてに共有され僕は最低人間の烙印を押されました。しかし僕はみんな気付いてない嘘がいっぱいあるんですよ。フフフ。お終い!

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