第5話
朝、俺は必ずするモーニングルーティンがある。起きたらコーヒーを飲むことである……。
今日はいい朝だ。
周「ん。うーん。コーヒー飲も」
俺は背伸びをして、コーヒーを飲むために
リビングに向かった。
リビングへ行くと、美味しい匂いが漂っていた。
スノウ「あら?あまね。おはよう!」
周「……。おはよう」
スノウがいることを忘れていた。
周「おい、怪盗。お前そこでなにしてる?」
スノウ「私の愛するダーリンのためにコーヒー
を入れてるの」
周「お、お前……。コーヒー淹れれたのか?」
スノウ「私は大抵のことは何でもできるわよ
あまねが望むことなら何でもするわ」
周「じゃあ。俺にキス、してみてくれ。」
まぁされないと思うがな。
スノウ「ん。ちゅ♡」
周「ん??はっ/// ///」
スノウ「照れた顔もかっこいいよ♡」
周「…………」
スノウ「あれ?あまね?放心してる……」
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
周「俺は……いったいなにを……」
スノウ「うぇーん。私のせいで死んぢゃったと思っちゃった……。」
な、なんで、泣いているんだ……。
周「少し落ち着けよ。ほらハンカチやるから」
スノウ「ありがとう。流石、私のダーリンだね」
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
スノウ「もう大丈夫。」
周「おまえ。本当に俺のことが好きなんだな」
スノウ「うん。世界で、一番大切」
周「そうか。」
スノウ「私、本当にあまねのことが大切で、」
周「……」
スノウ「私は、あまねのことが好きだけど、」
周「……」
スノウ「あまねは私のこと、
ずきになれ、ないよね……。
私、ここを出ていった方がいいのかな…」
周「……」
スノウ「うぅ…」
こいつの俺を思う気持ちはわかった。
これで。答えないのは男じゃないな。
周「スノウ。ギュ♡」
スノウ「え?え!?あ、あまねが抱きついてくれてる……⸝⸝⸝⸝」
周「お前の気持ちはわかった。」
少しは怪盗を信じてもいいのかもしれない。
周「すぐには好きになれないから、まずは互いのことから知っていかないか?」
スノウ「私…いていいの??」
周「あぁ、もちろん」
スノウ「あまね!ギュ♡」
周「怪盗……」
スノウ「えへへ、すりすり。あまねいい匂い♡」
はぁ。当分離してもらえないな。
スノウ「あ!コーヒーが冷めちゃった……。」
周「あぁ。そんなことか。」
スノウ「せっかく上手く出来たのに……」
周「……。俺が淹れようか?」
スノウ「いいの!?やったー!」
周「しょうがないね。少し待って」
スノウ「うん!」
彼女のルビーのような赤い目がいつもより
輝いて見えた。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます