怪盗を取り逃して、探偵をやめようとしたら、その怪盗が俺を養おうとしてくるんだが??

新作見るのスキー

第1話

俺は亜外周。

今、ロンドンのとある博物館にいる。


「探偵!怪盗は本当にここに現れるのか!?」


俺は先日、今話している警部から

怪盗を捕まえて欲しいとの依頼でここにいる。


周「現れるよ。必ず」


「お前を疑っているわけではないがこんな

建物の正面出口に来ると思うか!?

しかも、あの有名なスノウホワイトが!?」


「すいません。館内に通して貰えませんか?」


周「警部。女の人がそこをどいてくださいだって」


「お、おぉ。すまなかった。」


「どいてくださりありがとうございます」


「周。そろそろ人の邪魔になるから中に戻ろう。さっきの女性はスタッフの人かな?

凄い荷物を持ってたな。」


周「警部。トイレに行ってからそちらに向かいます。」


「わかった。早めにこいよ。これを早く終わらせないと妻が」


周「怒るんですよね」


「なぜわかった!?」


周「警部。朝から顔が暗かったですよ。

きっと、朝から妻に怒られたんでしょう」


「さ、流石の推理力だな。」


周「いいえ。これはただの観察力です。

では僕はそろそろ。」


「あ、あぁ。早めにな」



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周「さて、先程の女性はどこに行ったかな?」


きっと彼女が怪盗だろう。

え?なぜ怪盗だと分かったかって?

読者の人にも分かりやすく言うと

先程の女性は博物館で大荷物を運んでいた。

それがまず違和感だ。今日、運ばれる物は無かったはずだ。

そもそもここの館長は

大の女性嫌いで、女性のスタッフはいない。

彼女が怪しい。それと彼女は、、、、


俺がしばらく歩いて探していると、

さっきの女性を見つけた。


周「すいません。お聞きしたいことがありまして。」


??「はい?なんでしょうか?」


周「この後って空いてます?良ければ俺の家に来ませんか??」


??「すいません。この後用事がありまして」


周「大丈夫ですよ。それはもう終わらせましたから。」


??「え??」

女性は酷く混乱していた。


周「じゃあ僕の家に来ませんか?

用事も終わったことですし。」


??「だから、用事は終わってないんだって

先程」


周「怪盗さん。そろそろ茶番は終わらせましょう。」


怪盗「気づいてたの?」


先程、話していた雰囲気とは違い、

殺気だっていた。


周「当たり前ですよ。

俺の推理力にかかればこんなのすぐ終わります」



怪盗「なんで分かってて捕まえないの?」

彼女は諦めたように言った。


怪盗「あなたがいなければ捕まらなかったのに。」


周「別に捕まえる気はありません。あなたが取ったものは全て、盗品だったからです。」


怪盗「わかってたの??」


周「えぇ。だから好きにどうぞ。

逃げちゃってください。」


怪盗「でも、ごめんね。私、スノウホワイトは一度盗むと言ったものは絶対に盗むの。」


周「そうですか。では捕まえます。」

周がそう言った瞬間煙が巻かれた。


周「しまった!逃げられた!」


スノウ「じゃあね。探偵さん」


周「まずい、警部に伝えなくては!」

携帯を持とうとした瞬間、俺の意識は消えていった。


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

くそ。睡眠粉が入っていたのか。


早く警部に電話しないと。


周「もしもし警部ですか!?」


「どうした?探偵急いで?」


周「警部、怪盗がそちらに行きました。」


「あ〜。そのこと大丈夫だ。もう捕まえた。」


周「はぁ(´Д` )」

あの警部が捕まえられるわけがない。

多分、偽物だ。


周「警部、一応聞きますが、その人の性別は?」


「男だけど、どうした??」


周「そうですか。警部、残念ながらそいつは

偽物です。」


「え?えぇぇぇぇぇぇ!」



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