第15話 使いきって捨てる

 みそ、しょうゆ、マヨネーズ等の容器は、みなさん使い切って捨てていますよね。みそ、しょうゆなら容器に水を入れて、煮物などに使う。ただ洗い流すより環境にやさしい。マヨネーズなんかは酢を入れて振ってドレッシング代わりに。いずれの容器も干して乾かしてから捨てます。

 引っ越しの時、中に残りが吐いたtママ捨てる人がいると前に書きましたが、洗わないまでも、せめて中身を捨ててからにしてほしいですよね。以前、300グラム入りのマヨネーズを何年も使い切れず、結局、脂が酸化。ボロ布に絞り出し、乾いてから捨てました。

 以来、なるべく小さい容器で買うようにしてます。今は150グラム入り、一年以上かかりますが、なんとか使い切れてます。自分が使い切れる量を知ることも大事ですね。高くついても、特に油類は小さいのがいいです。


 食品以外はどうされてますか?

 たとえば歯磨きペースト、ハンドクリームなどのチューブ。

 これ以上無理、というところまで絞り出して捨てると思いますが、私はさらに、チューブをカットして使います。

 試しに、お尻の部分を切り落として、歯磨きなら歯ブラシを、ハンドクリームなら指で、中を探ってみてください。びっくりするほど残ってます。二、三日前にハンドクリームのチューブを捨てましたが、お尻から三段階にカット、最後は絞り出し口の周囲までこそげ取って、十日分くらいはありました。歯磨きペーストも同様です。


 せこいのかもしれません。しかし、たっぷり中に残っている状態で、ゴミに、というのは疑問です。あんなので資源になるのでしょうか。結局、プラごみは外国に「輸出」して引き取ってもらってるだけ、という話も聞きます。相手国が拒否すれば、焼却ゴミの灰と同様、日本にはプラごみがあふれてしまいます。危ういゴミ事情の国に私たちは生きているんですよね。


 下記は、ゴミ分別で有名な水俣市の環境サイトから。

 ここまで資源ゴミを細かく分類、収集しているんですね。収入にも結び付いているようです。


【【資源ごみの分類について】

 最終更新日:2020年5月29日

 令和2年度から23品目になります!


 生きビン(リユースビン) 蛍光管・電球類 雑誌・その他紙類 食用油

 雑ビン(透明) 乾電池類  段ボール


 粗大ごみ・破砕・埋立


 雑ビン(茶色)

 電気コード類 飲料等紙パック(白色)

 生ごみ


 雑ビン(その他色) ペットボトル 飲料等紙パック(銀色)

  燃やすごみ


 アルミ缶 小型家電(17品目) 布類(衣類) スプレー缶類

 スチール缶 新聞紙・チラシ類 容器包装プラスチック


 水俣市の高度分別が平成5年に開始されてから既に25年以上経過していますが、地域の小さなお子さんからご高齢の方々までが、日常生活の中で、肩に力を入れずに、当たり前に分別活動に継続して取り組んでいただいているところが水俣のすばらしさです。


 今年度も引き続き、資源ごみに限らず、燃やすごみや生ごみについても、適正なごみ分別にご協力いただきますようよろしくお願いいたします。】

 

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