第7話 石炭火力を見直して
化石燃料を使い続ける日本はCOP26でも批判されています。
しかし日本は石炭火力に素晴らしい技術があり、効率よい発電ができるのです。
【日本の石炭火力はSOxやNOxの排出量はきわめて少なく、欧米と比べてもクリーンなレベルを誇っています。J-POWERの磯子火力発電所(横浜市)は横浜市と日本で最初の公害防止協定を締結し環境対策を徹底しています。2002年に生まれかわった時に排煙脱硝装置の導入だけでなく日本で初めての水を使わない排煙脱硫装置を導入し、SOx、NOxの排出量は主要先進国と比較して、一桁低い極めて小さい値となっています。
(J-POWERのHPより)】
上記のように優秀なんですが、なかなか認めてもらえません。一方では中国が、古いタイプの火力発電所をアジア諸国に売りつけて、温室効果ガスは減らないどころか増えている。なんなんでしょうか。日本も含めて、中国を怒らせたら怖い、輸出を止められたら困る、という弱腰の国が多いのでは。
ジャーナリストの佐々木俊尚さんは、かつてポーランドへの火力発電所輸出に関わり、とても感謝されたそうです。20年たってもまだ感謝されていると。
この冬、電力不足が懸念されています。原油も天然ガスも価格が異様にアップ。かといって暖房は必要だし。
夏に節電が叫ばれなくなっていますよね。酷暑続きで、太陽光発電が好調なためでしょう。
逆に冬は、大雪があったりして、太陽光発電は望み薄です。風力は不安定だし、原発もおいそれと再稼働できないし。電力を備蓄できるといいのですが。やはり石炭火力は必要だと思います。
水の再生技術は、これまた日本の大得意分野。そちらは絶賛されるのに、火力発電の技術は無視され、化石燃料を使い続ける、とバッシング。本当に悔しいです。
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