【裏劇推奨】蕩ける葛のように【1:1:0】未計測

嵩祢茅英(かさねちえ)

【裏劇推奨】蕩ける葛のように【1:1:0】未計測

こちらの台本はどなたでも無償で利用可能です。


性的表現が強いため、裏劇での使用を推奨しています。

表劇で使用した際、BANなどの処理をされても当方は何の責任も取れません。

ご自分の判断で使用してください。


性的表現部分の息遣いなどは演者にお任せします。


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「蕩ける葛のように」

作者:嵩祢茅英(@chie_kasane)

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ピンポーンとインターホンが鳴る

女は玄関に行き扉を開ける


男「よっ」


女「早かったね」


男「早く切り上げて来たんだよ。やってらんねーから、マジ」


女「いつもの事じゃん。どーせ店長が何か言い出したんでしょ?」


男「そうそう。思いつきで何か始めんのやめて欲しいっすわー」


女「明日が大変そ…」


男「明日のことは明日の俺に任せますよっと。あー、つかれたぁ」


男が女の肩にもたれかかる


女「なに、眠いの?」


男「んーん…疲れたから癒して」


女「ご飯は?」


男「まだ」


女「じゃあ用意するよ」


男「なに、作ってくれてたの?」


女「余りものですけど?」


男「それでもいい…人が作ってくれたものが食べたい」


女「じゃあ手洗って、ソファで待ってて」


男「わかった」


女が鍋を温め直す間に冷蔵庫から小鉢を取り出す


女「ご飯どのくらい食べる?」


男「おかずなに?」


女「肉じゃが」


男「大盛りで」


女「了解」


男がキッチンに来て小鉢を見つける


男「お、きんぴらじゃん。作ったの?」


女「うん、なんか食べたくなって」


男「これ持ってっていいやつ?」


女「うん、適当に持ってって」


男「やったー、うまそー」


女「はい、ご飯とお箸。肉じゃがとお味噌汁は今温めてるから」


男「サンキュー。きんぴらつまんでる」


女「そういえばさ、昨日地震あったでしょ」


男「うそ?気付かなかった」


女「震度2だから弱かったんだけど」


男「何時くらい?」


女「何時だっけ…10時くらいだった気がする」


男「あー、まだ寝てたわ」


女「昨日遅番だったっけ」


男「そうそう。今日も遅番で、明日早番。…あー明日早番じゃん俺」


女「なに?ダメなの?」


男「いや、だってゆっくりしたいじゃん?」


女「私、明日遅番」


男「あーやだぁー!」


女「駄々こねてる」


男「早く休み来ないかなぁ」


女「はい、肉じゃがとお味噌汁」


男「おっ、ありがと!いただきまーす!…ん〜うまーい!」


女「どーも」


男「なんでこんな美味いの作れるのにあんま料理しないの?」


女「自分のために料理したくない、めんどくさい」


男「ふーん。せっかく美味しいのに」


女「食べてくれる人がいれば作るけどさぁ」


男「前の彼氏と同棲してた時とか?」


女「そうだね、あの頃は毎日作ってたなぁ…」


男「俺も出来合いの物じゃなくて手作りの料理食べたい、毎日じゃなくていいから!」


女「彼女作ればいいじゃん」


男「彼女作ったところで料理してくれるとは限らないじゃん」


女「まぁ、それはそうか…」


男「そうだよ」


女「実家は?」


男「やーだよ。行きたくない」


女「子供の相手させられるから?」


男「そう。兄貴のさー、子供がうるさくて。俺子供嫌いなんだよね」


女「分かる。子供なんて絶対いらない」


男「俺がまだガキなんすわ、だから世話とか無理。まだ世話されたい」


女「いい歳して世話されたいとか」


男「だめかなぁ?」


女「さぁ」


男「こういうのは?」


女「なにが?」


男「世話してくれてんじゃないの?」


女「世話とは違うんじゃない?」


男「そっか」


女「うん」


男「あー、お腹いっぱい。美味しかった」


女「そりゃどーも。食器片付けるよ」


男「水欲しい」


女「はいはい」


男「ふー、なんか、幸せってこういう事なのかな」


女「何それ?」


男「仕事して帰ってきたらご飯ができてる、みたいな?」


女「あー、まぁ分かるけど」


男「こういう何気ないことが幸せなのだよ」


女「何目線なのそれ?はい、水」


男「おっ、サンキュー」


女「幸せって感じられる事がまだあったんだ」


男「ええ?」


女「いや、なんでも」


男「俺さぁ、明日早番なんだよね」


女「さっき言ってたから知ってる」


男「だからさ、もうちょっとこっち来なよ」


女「もっといい誘い方ないわけ?」


男「いいじゃん、ほら、早く」


女「ん」


女が男の横に座ると男が女に抱きつく


男「いい匂いする」


女「シャワー浴びたからね」


数秒見つめたあと、男から女の口にキスをする

キスの合間に息が漏れる

男が女の首筋を舐めると、女がはぁ、と息を吐く

女の着ていたパジャマを脱がせるとソファに押し倒す


男「いい匂い…ちゅ…」


女「んっ、」


男「あったかい…ちゅ」


男が女の胸を揉みながらもう片本の乳首を吸い上げる


女「はぁ、んっ」


男「かわい…ここ弱いもんね」


執拗に指で、舌で乳首を責める


女「あっ、あん…」


男「柔らかくて気持ちいい…」


女「あっ、あっ、んっ…」


男「…声、もっと出してよ」


女「やぁ…」


男「なんで?」


女「…恥ずかしい」


男「今更?」


女「〜っ!」


男「いいじゃん、聞きたい」


男が乳首を舐めながら女の下半身に手を伸ばす


女「んっ、んん!」


男「…きもちい?」


女「…ん」


男「すーなお」


女「んあっ、や、やぁ…」


男「何がやなの?もう濡れてるけど?」


女「だって…」


男「最近よく濡れるようになったよね…いっぱい愛撫してるから?」


女「…ん…そうかも…」


男「嬉しいよ、もう感じてくれてんだって思う」


女「んっ…ばか…!」


男「ふふっ」


男が女を愛おしそうに見つめると、女の秘部に指を入れる


女「あっ!」


男「指一本はすんなり入っちゃうね」


女「んっ、んん〜…」


男「ここ、ここでしょ?気持ちいいの」


女「あっ、んっ、そこ、ダメ…」


男「指増やすよ?」


女「あっ、あっん、んん〜!」


男「すごい音する。聞こえる?」


女「聞こ、えるっ、やぁ…」


男「こんなにグチョグチョにして指で弄られて、気持ちよくて体動いちゃうね?」


女「んっ、んん…ふ、ん…や、だめ…」


男「指でイッちゃう?」


女「んっ、きもち、いっ、の…」


男「イッていいよ…イク時ちゃんと言って?」


女「はあっ、んんっ!やぁ、」


男の指が女の膣内を激しく刺激する


女「あっ、あっ、あっ…や、イク、イク…」


男「いいよ、イッて」


女「あぁ、あっん、イクっ、イクぅ…だ、だめ、イッちゃうっ、んっ…!あぁっ!〜っ!!イクっ…!!

あっ…、はぁ、はぁ、はぁ…」


男「すごい締め付け…これ、脱いじゃおっか」


女「ん…」


男が女の下着ごと脱がせると自身の服も脱ぎ捨てていく


男「ゴムは?」


女「…あー、無いかも」


男「買ってくれば良かったかな…」


女「ん…」


男「いい?」


女「…うん」


男「足、広げて…」


女「ん…」


男のモノが女の秘部に当てられる


女「あ…」


男「入れるよ?」


男のモノがナカに入ってくる、と、女の声が漏れる


女「んっ、はぁ…」


男「大丈夫?痛くない?」


女「ん、大丈夫…」


男「ナカすごい熱い…動くね」


女「んっ」


男が女の腰を掴み、自身の腰をリズム良く打ち付けると二人の息遣いが部屋に響く


男「あー…気持ちい…いつぶり?」


女「んっ、先週あたま、とか?」


男「あぁ、そうかも…」


女「んっ、んっ…」


男「この間に俺の事考えて一人でシたりした?」


女「…してない…」


男「えぇ?」


女「なんで不満そうなの?」


男「一人でシてるの想像してオカズにする」


女「バカじゃない…」


男「こんなに気持ちいいのに?」


女「あっ、やっ…んっ、んっ…!」


男「あー、ナマだから余計に…気持ちいい…」


女「んっ、うん、はぁ、あっ、あっ…」


男「また締め付けて来てるけど?」


女「んんっ…」


男「イキたいの?」


女「んっ…イキ、たい…」


男「…ダメ、我慢して」


女「へぇっ?」


男がそう言うと激しく腰を打ち付ける。何度も、何度も、何度も


女「あっ、やっ、でちゃう、でちゃ…あっ、あっ…!」


男「ダメ、我慢できるでしょ?ホラ…」


女「やっ、やぁ…んん〜っ!」


男「はっ、はっ、はっ、んっ、あっ、いいっ、気持ちいいっ」


女「んんっ!ん〜っ!」


男「ムリ?限界?すごい震えてる…お願いしてよ、イカせてくださいって」


女「んっ、あっ、イカ、せてっ、くださ、いっ…」


男「お願いします、は?」


女「お、お願いっ、しますっ…」


男「いっぱい突いてあげるね」


女「あっ、あっ、はぁ、んんっ、イク、イク…!」


男「いいよ?ホラ、イッちゃいなよ?」


女「んん〜っ!!あっ、イクっ!!

…っ、はぁ、はぁ、はぁ…」


絶頂に達した女を引き寄せてキスをする


男「いい子、ちゅっ」


男は自身のモノを引き抜くと、女の上半身を起こし、ソファにもたれかかる


男「上、乗って」


女「ん…」


女が男に跨がると、ゆっくりと腰を下ろす


女「んっ…」


男「はぁ…なんか、痩せた?」


女「…さぁ?」


男「ちゃんと食べてる?」


女「食べてるよ、ちゃんと作ってあったでしょ」


男「そうだけど…痩せすぎないでね。プニプニしてた方が絶対いいよ、女の子はさ」


女「「女の子」って歳でもないんだけどね」


男「いいんじゃん?そう言われる内は「女の子」でも」


男がゆっくりと腰を動かす


女「はぁっ、んっ、ん…」


男「お前のその顔、すげえ好き、もっと見せて」


女「んっ、んんっ、やっ、恥ずかし…」


男は容赦なく女を突き上げる


男「はっ、はっ、はっ…うん、やっぱお前が一番気持ちいい…」


女「…他の女と比べてんの?」


男「今までヤッたどの女よりも気持ちいい。俺ら、相性いいのかな」


女「んっ、相性、ね…」


男「お前は?」


女「…え?」


男「俺と、相性いいと思う?」


女「…良く分かんない」


男「えぇ」


女「分かんないけど…気持ちいいよ」


男「ふっ、かーわいーじゃん」


女「…ばか」


男「んっ、もう出る…」


女「んっ、あ、ナカはダメ…」


男「分かってる…お前がイッたら外に出すから…」


女「んっ、うん…んっ、はぁ、あっ…」


男は女の顔に手を伸ばして、優しく髪をかき上げながら女の頭を撫でる


女「んっ、んっ、あっ、だめ、イク…」


男「はぁ、いいよ…」


女「あっ、あっ、あっ、出る、出るぅ…」


男「イけ」


女「ん〜っ!!!んっ、んっ…」


男「俺も出るっ…」


男が一層激しく動くと、女を押し倒して上にのしかかる態勢を取る


男「うっ、くっ…!」


男は、自身のモノを引き抜くと女の腹部に射精する


しばらく部屋に二人の荒い呼吸音が響く


男「あー…ごめん、拭くから動かないで」


女「…ん」


男「超出た」


女「溜まってたの?」


男「んー、そうね」


女「…ん、ありがと」


男「喉乾いた」


女「水取ってくる」


男「優しいじゃん」


女「私も飲むし」


男「はぁー、もうむり、動けない」


女が冷蔵庫からペットボトルの水を取り出してキャップを開けながら歩いてくる


女「(水を飲む)…はー、はい。水」


男「ん、ありがと…(水を飲む)」


女「幸せってさ…」


男「ん?」


女「いや、さっき言ってたじゃん?幸せって話」


男「あー、帰ってきてご飯ができてる幸せ?」


女「そうそう。そういう幸せを感じる事が、まだできるんだなーって」


男「何気ないことが幸せなんだよ、きっとさ。分かんないけど」


女「ほら、うちらはさ、普通の幸せは手に入らないから、きっと」


男「なに?普通の幸せって」


女「なんか…恋愛して、結婚して、子供産んで、家庭を築く、みたいな」


男「あー…」


女「こーゆー関係を続けてる限りはさ」


男「ダメかな?こーゆーの」


女「ダメっていうか…普通じゃないよね」


男「普通なんて、世の中が変われば定義も変わるものよ?」


女「…そうだね…でもさ」


男「ん?」


女「わたしには必要なんだよ、こーゆーの」


男「まぁ、それは俺も一緒かな」


女「ちゃんとした彼氏・彼女じゃないけど、人肌恋しいとか、人として愛されたいとか…そういう感じ」


男「分かるわ。まぁ、結婚が全ての人の『幸せ』って訳じゃないから」


女「…うん」


男「(伸びをしてから)ふぁ〜…何時?」


女「今?…二時」


男「明日、早番なんだよな〜」


女「何度も言うねぇ」


男「帰ろっかな」


女「帰るの?」


男「寂しい?」


女「…まぁ…」


男「なんだよ、かわいいじゃん」


女「はぁ?さっさと帰れば?」


男「うわ、冷た」


女「はい、服」


男「ありがと」


二人、服を着て玄関に向かう


女「気をつけてよ?」


男「んー。あ、ねぇ」


女「なに」


男「キスして」


女「は?」


男「してくんないの?」


女「して欲しいの?」


男「うん」


女「甘えるじゃん」


男「だめ?」


女「別に。いいよ」


二人、顔を寄せ合いキスをする


男「ん、じゃあまた明日」


女「はーい」


男「あ、次さぁ」


女「ん?」


男「次来る時、ゴム買ってくるわ」


女「…うん、よろしく」


男「じゃ」


出て行く男を見送って、玄関の鍵を閉める


女「次、ね…」※ここのセリフは自由に変えていただいて構いません

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